みなさんこんばんは!
あっという間の正月休みが終わり、まだエンジンがかからない人も多いのではないでしょうか。汗
さて、今夜は石岡市八郷商工会青年部の定例会議から帰ってきた㈲中嶋塗装工業2代目のつぶやきです。
今回お話するのは外壁塗装や屋根塗装の見積りを数社から依頼したけれども適正価格が分からない…といった事例に触れてみようかと思います。
最近依頼が多い工事は外壁が窯業系サイディングでコーキングもヒビ割れているから塗り替えて!!!
という案件があります。
窯業系サイディングとコーキングのヒビ割れはこんな感じ
↓
現在着工中の小美玉市Mオーナー様の築15年
大東建託施工のアパートです。
値段の違いには
①材料代の差
②適正な作業行程の差
③会社の利益の差
この3つになると思います。
今、塗り替えを考えているかたで参考にして頂きたいのが、
①見積りの内訳に使用材料のメーカー名や材料名を書いていない
※シリコン塗料は1缶¥7000~¥25000でピンからキリまで
②窯業系サイディングなのに微弾性フィラーや単層弾性の塗料を使用している
(例 エスケー科研 ソフトサーフSGやセラミクリーン等)
※施工後膨れや剥がれの可能性が高い
③コーキングを打ち替えではなく増し打ちにしている
※2年~3年でヒビ割れます
④足場代がサービスやモニター募集等のよくある商法
※足場を無料で出来る訳がない
こちらに4つに当てはまるのは要注意だと思います。
今回のアパート塗り替え工事の工程は
コーキング打ち替え(2面接着工法)
↓ ※ボンドブレーカー張り付け中
ノンブリード変成シリコン打設
↓※縦樋のビスが腐食しているので交換
塗料が密着しないシリコン(透明のコーキング)が打たれている箇所は逆プライマー塗布
↓
エスケー科研マイルドSDサーフエポ下塗り
↓
エスケー科研弾性クリーンマイルドシリコン中塗り→上塗りの計3回塗り
↓
これらがメーカー推奨の仕様です。
例えると下塗りの場合
ソフトサーフSGは1缶¥2500
マイルドSDサーフエポは1缶¥8000
上塗りの場合
セラミクリーンは1缶¥8000
クリーンマイルドシリコンは1缶¥18000
材料代の差がこれだけあります。
それに加えてコーキング打ち替えはカッターで撤去後ボンドブレーカー張り付け→プライマー塗布→コーキングの厚みを約1㎝確保しながら打設
増し打ちの場合はヒビ割れているコーキングから上に薄く付けるだけです。
逆プライマーの工程を抜く業者がいるかも知れません…
今回の窯業系サイディングの場合ではこんなカラクリがあるため値段に差が出てくるわけですね。汗
と言うわけで、
工程を抜いて不適切な塗料を使用する業者とは合い見積りをしても中嶋塗装は勝てません…
安ければOKのお客様とも値段が合わないかも知れません。
しかし地元、茨城県石岡市で30年続けてきて、これからも愛されていくためには評判と実績が1番だと思っています。
ひたすら真面目に正直に!
本年も石岡市の㈲中嶋塗装工業をよろしくお願い致します。
追記
1月から新入社員も1名入社し7名体制で頑張っていきます!
中嶋塗装のホームページお問い合わせはこちらから