”軽量鉄骨下事工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装建材を施工しています
㈱中島内装の中島です
この業界で培ったノウハウを
気になるアナタにお届けします
少しでもお役に立てることが
出来れば嬉しいです
それではいきます
今週シリーズ化?している
”軽量鉄骨壁下地”についての続編です
軽量鉄骨下地で使う道具について
お話ししてきましたが
今回はようやく工事についてです(笑)
壁の骨組みはこうやって
つくられているのか!って
感じて頂けると幸いです
同業の方は復習の意味で
見て頂けると嬉しいです
軽量鉄骨下地の施工順序として
①ランナーの取り付け
↓
②スタッドの建て込み
↓
③開口部の補強※
↓
④振れ止め補強※
※部分はどちらでも可
上記のような順序で
壁の下地をつくっていきます
前回の記事で、ランナーの
取り付けまでは完了しました
続いての工程である
スタッドの建て込みを行います
このスタッドをそのまま
ランナーに建て込むことはNGです
スタッドの断面を見ればわかるように
コの字の形状になっていて
そのままだと変形しやすくて
石こうボードが貼れません
コの字のスタッドに”スペーサー”という
部材をはめていきます
スペーサーを一定の間隔に
はめていくことにより
変形しにくくする効果があります
スペーサーの固定する間隔は
施工マニュアルで”600㎜”と
決められています
※一部特殊な工法を施工する場合を除く
600㎜より間隔が大きくなると
石こうボードが貼りづらくなり
施工不良を起こす原因になります
たまにスタッド端部のところで
スペーサーの間隔が600㎜を超えて
そのままスタッドを建て込んでいる
方を見かけるけど・・・
それはやり直しの対象になるので
やらない方がいいですよ
実際にスペーサー固定している
動画がコチラになります↓
※およそ4倍速で再生
私で8本のスタッドに
スペーサーを固定するのに
およそ3分かかっています
まぁスタッドを建て込みで
一番手間がかかるのが
スペーサーを固定する作業であるのは
十分理解しているけど
手抜きをして欲しくないですね(;´Д`)
スペーサーを取り付けたスタッドを
建て込んだ状態がコチラ↓
壁の骨組みが見えてきました
この後振れ止め補強や
開口部の補強の工程があるけど
話がめっちゃ長くなるので
今回はコレで以上になります
ちょっとでも参考になれば
とても嬉しいです
今日はこのへんで
ご覧いただきありがとうございます
これからも宜しくお願いします
建設系内装工事にて