”軽量鉄骨下事工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装建材を施工しています
㈱中島内装の中島です
この業界で培ったノウハウを
気になるアナタにお届けします
少しでもお役に立てることが
出来れば嬉しいです
それではいきます
前回は室内の用途によって
”適材適所”で建材を選んで欲しいと
お話しました
前回お話した物件は結露が発生しやすいほど
湿度がずっと高い部屋でした
湿度が高いとそりゃ
言わずもがなカビが発生します
そんな部屋に石こうボードは適用しません
石こうボードの種類で
”防水石こうボード”がありますが
↑JIS規格で定めているシージング石こうボード
防水石こうボードと言われているモノです
普通の石こうボードに比べて
防水性能がちょっとあるだけで
結露が常に発生している場所では
使用することはできません
上の写真の様に、防水石こうボードでも
結露が出やすいところでは
カビは発生します
ちゃんとカタログに使わないよう
促しております
↑吉野石膏社カタログより抜粋
厨房や食品加工など水を常に使う
部屋の場合は石こうボードでなく
せめてケイカル板、できれば
化粧ケイカル板を使って欲しいですね(;^_^A
常に湿気が多いところでは使えないけど
湿度を調節してくれる建材はあります
代表な建材として
調湿機能がある石こうボード
↑吉野石膏社 ハイクリンスカットボード
調湿機能がある”珪藻土”を一緒に
練りこんだケイカル板もあります
↑アイカ工業社 モイス
例えば、押し入れや物置で風通しが悪く
湿気が多い場所
↑住宅のクローゼット
歴史史料館や美術館で湿度を一定に
保つためによく使われています
↑滋賀県質美術館 ネットより引用
施工方法は特殊なやりかたはなく
いつも通りに施工するだけ
調湿機能を有しているので
建材コストは掛かってしまうけど
湿度やカビなどを抑えてくれるので
長い期間使うとなれば
気にしなくても問題ないと思います
風通しが悪く湿気がこもる
場所にそれらを使うのは如何でしょうか
以上になります
部屋の用途に応じていろんな建材は
数多くあります
今回は湿気に関して気になる方に
対応する建材を紹介しました
建物を使って気になることがありましたら
建材で解決することができるかもしれません
どんなことでも構いませんので
問い合わせを頂ければお答えしますので
是非ともメッセージをお待ちしております
今日はこのへんで
ご覧いただきありがとうございます
これからも宜しくお願いします
建設系内装工事にて