雨に強そうで実は弱い⁈ 軽量鉄骨下地材と雨について | LGS・石膏ボード・ケイカル板を施工続けて35年の内装下地工事店 年間5万㎡の天井・壁をつくる群馬県・株式会社中島内装のブログ

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1級技能検定合格者を有する専属職人が年間およそ50000㎡以上の天井・壁をつくっています 先代より創業35年の信頼と実績で内装下地工事を中島内装2代目社長が解説するブログ

 
群馬県館林市で

”軽量鉄骨下事工事(LGS)”

”石こうボード”や”ケイカル板”など

【天井や壁】の内装建材を施工ています 

 

㈱中島内装の中島です

 
 
関東地方では梅雨入りしたと
報道されました
 
先週から一時的な雨が多かったけど
本格的に雨模様の一日が増えそうです
 
 
先週から雨対策について
いろいろとお話ししています
 
 
石こうボードに関することは
大体わかったけど
軽量鉄骨下地材はどうなの?って
思っている方がいると思います
 
 
今回は軽量鉄骨下地材…
LGS材の雨対策について
お話していきます
 
 

 

  LGS材はサビにくい?

 

弊社が扱っている軽量鉄骨下地は
”溶融亜鉛メッキ鋼板”という
サビにくい鋼材を使っています
 
おおざっぱにいうと
鉄板の表面に溶けた亜鉛を
付けたモノです
 
 
銀色に光っているように見える外階段が
”溶融亜鉛メッキ”加工しているモノです
 
亜鉛の犠牲的防食作用というもので
表面の亜鉛で腐食…サビることを
抑えているんです

Wikipediaより引用

 
 
なので、大雨がふっても
サビることはなかなかありません

 
 
 

 

  サビにくいだけで実はサビる…

 

サビにくい建材ではありますが
サビないわけでは無いので注意が必要です
 
どういうときになったらサビるのか?
それは建材を加工したときです
 
 
部材が切断されることにより
亜鉛メッキが剥がれてしまい
鉄だけの部分が空気に触れて
サビが発生してしまいます

 
 
一度加工した建材の管理は
十分注意が必要です
 
”もらいサビ”という
現象が起きてしまい
加工していないLGS材も
サビが発生することがありますよガーン

 

 
 

 

  雨漏りでもサビが発生⁈

 

建物を使っているうちに
”雨漏り”によって軽量鉄骨下地材に
サビが発生することがあります
天井裏の様子(イメージ)
 
 
部屋の中から見ると↓

 

真ん中に茶色いシミがありますが
これはサビです
 
 
雨水がどこかしらか侵入して
軽量鉄骨下地の野縁(のぶち)に流れて
 
石こうボードを留めている
タッピングビスで貫通したところで
サビが発生してしまうんです
↑ボードを貼り付けた断面(イメージ)
 
 
雨漏りを放置してしまうと…
 
↑のように軽量鉄骨下地が
サビだらけになるので
早めに雨漏りを直しましょう
 
ビスが付いていたところから
サビが発生しているのが
分かると思います
 
 
 

 

以上になります

 

加工した後の軽量鉄骨下地材は

石こうボード同様に

水には十分注意して欲しいです

 

あっというまにサビが広がります滝汗

 

 

建材の性質をわかって上で

使って頂けると嬉しいですね

 

 

LGS材はサビにくいからと言って

油断せずにこれからも引き続いて

管理していきたいものです

 
 
 

きょうはこのへんで・・・

 

 

ご覧いただきありがとうございます

 

 

 

これからも宜しくお願い致します

 

 

 

 

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株式会社中島内装 代表  中島 隆男

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