群馬県館林市で
”軽量鉄骨下事工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装建材を施工ています
㈱中島内装の中島です
昨日に引き続き”胴縁(どうぶち)”に
天井下地に使われる部材
野縁(のぶち)…Mバー材を使った
軽量鉄骨壁下地についてお話しします
今回は施工するにあたって
注意点…収まりについてをお話します
注意して欲しいこと3つあります
まずひとつ目
天井下地との取り合いです
上の写真の〇部分を拡大すると…
壁下地の野縁が天井の高さよりも
長くなっています
それは”はねだし”にならないように
天井下地より上にある胴縁に
野縁を金具で固定するためです
”はねだし”とは
棒や板などが地面など
支えになっている部分から
はみ出ている現象の事です
高飛び込みの
飛び込み台のイメージでしょうか
壁下地がはねだしている状態で
石こうボードを貼ったら
壁がグラグラと動いてしまいます
はねだしを起こさないように
野縁は天井の高さより上段にある
胴縁まで取り付けるのが鉄則です
注意して欲しいこと2つめ
床に一番近い胴縁の収まりです
別の写真より
床に一番近い胴縁が
上の写真のような向きになりますと…
野縁と胴縁を固定する金具が
使えなくなってしまいます
金具が使えない場合の対策として
”軽量鉄骨天井下地”で使う
”野縁受け(のぶちうけ)”
通称”C(チャンネル)バー”を使います
壁に天井下地をつくるように
CバーとMバーを取り付け
最後に胴縁とCバーを固定します
ピンボケしていてごめんなさい
注意するとこ1つめと同じように
”はねだし”をさせないための方法です
最後、注意すること3つめは
ドアや窓の開口部です
開口部の周りにも下地を設置しないと
石こうボードが貼れません
かと言って、2つめ同様金具で
固定できない場合があります
そういうときは・・・
胴縁に直接ビスなどで
野縁を固定しましょう
以上になります
他にも収まりでお話ししたいこと
いっぱいありますが
必ず確認して欲しい3点を紹介しました
どれも確認しないと
施工不良に直結します
施工不良をさせないためにも
今一度初心に戻り
確認して頂ければ嬉しいです
きょうはこのへんで・・・
ご覧いただきありがとうございます
これからも宜しくお願い致します