群馬県館林市で
”軽量鉄骨下事工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装建材を施工ています
㈱中島内装の中島です
弊社の業界は年明けから年度末である
3月までが繁忙期にあたります
新年度から新しい環境で
向かいたいお客様が多いからでしょう
建設工事では最後に
”完了検査”といって
図面通りに建物ができあがっているか
検査を受けなければなりません
検査が通らなければ
その建物は使えません
手抜き工事をされてトラブルが発生したら
どうにもなりませんからね…
完了検査を受ける前に
”施主検査”や”社内検査”といって
お客様や受注した建設会社が
確認を行っています
検査の流れとして・・・
社内検査
↓
施主検査
↓
完了検査
とやっていきます
先程完了検査が通らなかったら
建物を使うことができないと
お話しましたが
明らかに手抜き工事を行ったり
工期に間に合わない場合を除いて
ほとんどの場合検査は合格します
私の工事において完了検査よりも
施主検査や社内検査による
チェックが入るケースが多いです
理由は明らかで
”出来栄え”が良くなければ
チェックが入る…それは当たり前です
極論になるけど
建物を使う前から壁や天井に
ヒビが入ってたらイヤですよね
↑天井のヒビ割れの様子※イメージ
先日工事を行った物流倉庫の
社内検査と施主検査の結果が来ました
めちゃくちゃチェックが多い
なぜチェックが多かったのか
確認に行きました
チェックが多かった原因のひとつがコレ↓
※写真はイメージ
建設会社ルールにより
現場内の写真撮影禁止のため
別の工事現場の写真を引用
先日お話しした通り物流倉庫では
防火区画壁を設置しなければならなく
この建物では”軽量鉄骨壁下地”と
”石こうボード”を組み合わせた
壁を採用しております
↑詳しくはコチラのブログで
その壁の仕上げ方は”素地貼り”
壁紙や塗装など仕上げをせず
石こうボードを貼ったままで
仕上がりになります
↑石こうボード素地貼り※イメージ
素地貼り仕上げで
”スキマがある”と指摘されました
たった1ミリだと思いますが
先程の写真がまさに
たった1ミリのスキマです
結構スキマがあると感じちゃいますよね
我々石こうボードを
取り扱っている者として
石こうボードのつなぎ目部分で
スキマが発生する原因は
当たり前のように知っています
しかし、石こうボードを常に
取り扱っていない方々からすれば
”なにコレおかしくない?”
”変な材料使ってない?”
このようにギモンを持たれます
ギモンが起きないように
出来るだけ同じロット品の建材を使ったり
現場監督や施主の方に説明するよう
やってはいるのですが・・・
難しいですね
我々も建物をつくる以上
利用する方が快適に使って頂くよう
意識して工事をおこなっております
少しでもギモンがあれば
親身になって解決するお手伝いを
していこうと常に心がけていきます
いつかは検査でチェックされた数が
”ゼロ”になるよう
やっていきたいものです
きょうはこのへんで・・・
ご覧いただきありがとうございます
これからも宜しくお願い致します