vol.414
群馬県館林市で内装工事をやっています
㈱中島内装の中島です
”建材の性質を理解して欲しい”
夏ごろにやっていた天井の解体
詳しくはコチラのブログで↓
天井の中に潜っている
設備関係の配管などの交換が終わり
天井を復旧する作業がはじまりました
この現場の天井のほとんだが
”ロックウール化粧吸音板”と
呼ばれる建材をつかっています
↑ロックウール化粧吸音板
名前の通り”ロックウール”という
材料を使った建材です
↑ロックウールボード
弊社が扱っている建材である
”グラスウール”ととても似ている性質を
持っているのが特徴
↑グラスウールマット
グラスウールは名前の通り
”ガラス繊維”を使った建材
ロックウールも名前の通りに
”岩石”を非常に高い温度で溶かし
繊維状にしたものであります
共に断熱材として使われています
ロックウールは
”アスベスト”と間違われるときがあるけど
まったく関係ありませんので
安心して使用できます
工事の様子をお話しする前に
ロックウール化粧吸音板の改修での
”あるある話”をします
それは・・・
”材料の色違い”
経年劣化によるものもあるけど
ロックウール化粧吸音板は
10年くらいに一度色を変えます
車で言うマイナーチェンジでしょうかね
築年数が経っている建物を
改修する場合によくある事例です
お客様に事前に色違いのことを
話して工事するようにしています
仕方ないねと納得してくれる方がいれば
全部色を合わせて欲しいと言ってくる
お客さんがいたりとさまざまです
ちなみに、この現場では前者の意見です
天井の色を合わせる工事としてやるのが
天井材に塗装する方法です
↑ロックウール化粧吸音板に塗装した様子
インターネットサイトより抜粋
だいたいこのやり方でやっています
天井のペンキの塗り方が
ほとんどが”ローラー”を使って
作業しているのが多いではないでしょうか
このやりかた・・・メーカーの見解で
ロックウール化粧吸音板にローラーで
塗装するのは推奨していません
↑ロックウール化粧吸音板のカタログより
というか、そもそも
塗装するのは望ましくない
建材メーカーが言っています
それはなぜか?
ロックウール化粧吸音板における
最大のウリである
”吸音”
これが落ちてしまうからです
事務所で人の声が響かず
仕事ができるのは
ロックウール化粧吸音板の
吸音性能のおかげなんですよ
できれば新しいのに
貼り替えるのが望ましいけど
塗装するよりコストが
相当かかりますからね^^;
各現場の裁量で判断すべきとして
メーカー自体厳しく言ってません
むずかしい判断ですね・・・
どんなことであれ
シッカリと言われたとおりに
仕上げるのが我々の使命
お客さが喜ぶ仕事を
ひとつひとつやっていきます
後日まとめて
ロックウール化粧吸音板について
話す予定です
こうご期待!
きょうはこのへんで・・・
ご覧いただきありがとうございます
これからも宜しくお願い致します