硬質石こうボードは〇〇〇と△△に違いがあります | LGS・石膏ボード・ケイカル板を施工続けて35年の内装下地工事店 年間5万㎡の天井・壁をつくる群馬県・株式会社中島内装のブログ

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1級技能検定合格者を有する専属職人が年間およそ50000㎡以上の天井・壁をつくっています 先代より創業35年の信頼と実績で内装下地工事を中島内装2代目社長が解説するブログ

vol.400

 

群馬県館林市で内装工事をやっています 

㈱中島内装の中島です

 


”ややこしいけど重要です”

 

 

前回のブログにて

”硬質石こうボード”の商品名について

お話ししました

吉野石膏さんが販売している

硬質石こうボード

スーパーハード


ハイパーハード



名前からイメージすると

スーパーハイパー
なんだけど

 

 

製品のスペックからすると

スーパーハイパー

になってしまう



メッセージで

”ややこしい”とツッコミを頂きました滝汗


まぁそうでしょうね
実際に作業している方でさえ

ややこしくて勘違いするのが

結構いるんですよね



硬質石こうボードを使う作業員が

勘違いするわけだから

経験が浅い現場監督さんやら

設計者さんが間違えても当然です


本来なら使う建材を熟知したうえで

打ち合わせやら段取りをさせるべき

なんだけど

 

性能を周知していない我々も

責任があるのもわかってますショボーン
 

 

今回はこれらの性能の違いを

改めて確認しようと思います

 

コレを読めば

硬質石こうボードマスターになれるかも⁈

 

 

 

スーパーハードハイパーハード

大きな違いは”防水性””重さ”です

 

ちょっと前に少しだけ

防水性のことをお話ししていたのを

覚えているでしょうか

↑詳しくはコチラにちょこっと載せてあります

覚えているアナタは私のマニア?照れ

 

 

吉野石膏さんの硬質石こうボード

”スーパーハード”には

”防水性”があります

↑吉野石膏HPより

 

硬さと防水性能があるので

普通の”シージング石こうボード”

代替品として使われる場合があります

 

↑シージング石こうボードの説明吉野石膏HPより
 

シージング石こうボードの9.5㎜厚には

”不燃材料”がありません

 

内装制限を担保するため

スーパーハードを使う場合があります
内装制限についてのお話しはコチラ
 

 

そうそう・・・

”防水性”とうたってますが

普通の石こうボードに比べて

水が吸収しにくいだけであり

 

カビが発生する可能性は

ありますのでご注意ください


↑シージング石こうボードに付着したカビ
詳しくはコチラのブログで

 

 

大きな違いのもう一つの

キーワードである”重さ”

 

前回のブログで話した通り

ハイパーハードスーパーハード

”軽量化”したものです

↑スーパーハードとハイパーハードの重さの比較
 

”軽量化”した結果として

”防水性”がなくなってしまった

と言うべきでしょうかね

 


”建材が軽くなったけど
硬質石こうボードとしては大丈夫?”

よく問い合わせがあります

問題ありませんニコニコ

どちらとも”普通硬質石こうボード”の

JIS規格基準をクリアしています


なので、壁をできるだけ壊したくない

と思っている部屋には

スーパーハードとハイパーハード

どちらでも使うことが可能です

↑一般の壁に硬質石こうボードを施工したとある廊下


ただし・・・ある部分においては

代替品として使うことができないんです
 

 

それはね・・・

 

今話すと更にややこしくなるので

続きはまた明日お話しします

 

 

きょうはこのへんで・・・

 

ご覧いただきありがとうございます

 

 

 

 

これからも宜しくお願い致します

 

 

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株式会社中島内装 代表  中島 隆男

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