vol.182
群馬県館林市で
内装工事をやっています
㈱中島内装の中島です
今使っている建物で
《困った》をお聞かせください
内装工事であなたに合った
解決策をご提案します
お気軽にご相談ください
”しっかりと原因を説明しないとね”
今日のお話は決して
他の業者のクレームを言う
訳ではありません
互いの意見を確認しあいつつ
仕上がりの質を上げるために
ハッキリしていこうかと思います
内装仕上げ工事には
大きく分けて2つに分けられます
弊社の仕事である
”軽量鉄骨下地工事”と
”石こうボード貼り工事”
この二つは【内装の下地工事】に
分類されます
↑軽量鉄骨下地と石こうボード
他の工事である
”ビニルクロス貼り(壁装)”や
”塩ビシート・カーペットなど床工事”など
出来上がった時にみえてくる部分の
工事は【内装の仕上げ工事】となります
↑仕上げ工事完成の様子
よく”下地工事”と”仕上げ工事”で
意見が食い違い
場合によってはケンカに
なるときがありました
こういうケースになる原因はこれ↓
壁にクラックが入る部分のほとんどが
”石こうボードのつなぎ目”部分です
石こうボードのつなぎ目や
ビスを締め付けた部分に
パテで平らにします
そうしないで壁紙を貼ると
そのままつなぎ目やビス跡が
残ってしまうからです
↑パテ処理の様子
上の写真でパテの幅が
大きいのは石こうボードの
つなぎ目部分です
パテが小さいのは
ビスの締め付け部分になります
つなぎ目部分にクラックが
発生する原因は
主に地震やトラックなど
建物が揺れてしまいヒビが
出てしまいます
木造の建物では木材が
水分量によって伸縮を
起こし石こうボードが動いて
しまうケースもあります
ドアまわりは言わずもがな
開閉により動きますよね
クラックの原因をよく理解
してくれる方は丁寧にさきほど
お話したことを説明するのですが
よくこういう言い訳をする輩がいます
『下地のボードが悪いんです』と…
ボード貼る者からはこの言い分を
いわれて?????となります
ちゃんと施工マニュアル通り
やってますから・・・
石こうボードを貼るには
ビスを締め付ける間隔は
施工マニュアルで決まっています
軽量鉄骨下地の場合は
壁のつなぎ目部分はおよそ200㎜
壁中間部は300㎜です
ちなみに天井は
つなぎ目部分150㎜
中間部は200㎜となります
木造の場合は異なります
木造の下地の状態によって
ビスの締め付け間隔は異なるので
割愛します
石こうボードを貼る側として
こういう言い訳をします
『パテ処理がいい加減じゃないの?』…と
パテ処理もちゃんと
施工マニュアルが存在します
↑パテ処理イラスト
マニュアルはコチラ
パテ処理が失敗した例として
パテが完全に乾かずに壁紙を貼って
そのあとにパテが伸縮して
ビス跡が目立ってしまった
パテ処理中のやすりがけがいい加減
とまぁどちらもいろいろと
クレームの言い合いですよ
本来ならちゃんと施工マニュアル通りに
すればなんら問題なくて
丁寧に説明すればお客様だって
納得してくれるんですがね…
ではどうすればこういうことに
ならないのか・・・
話しが長くなるのでまた明日に
続きます・・・^^;
きょうはこのへんで・・・
ご覧いただきありがとうございます
気になることがありましたら
お気軽にご相談ください
これからも宜しくお願い致します