埼玉県・川越に『墨游會書作展』に行ってきました | 書道家  中島 白隆(はくりゅう)・・・・書道家の日常

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とても素晴らしい書展でした!!
 
代表の勝沼玄象先生は創玄書道会の先生で、自分は面識がないのですが、行きたくて行きたくて、本当に勝手に行ってきました!!
 
作品のサイズは公募のサイズや半切、半切1/2や色紙サイズの軸作品、額作品とバリエーションも豊富で拝見していてとても勉強になりました。
 
公募サイズの作品を出品されている先生方の作品は漢字部Ⅰ類の作品が多く、(Ⅱ類の作品ももちろんありましたが)線の美しさ、連続性がもたらす、作品全体から奏でられる美しい旋律。どの作品もとても素敵でいい勉強をさせていただきました。
 
自分が多字数の作品を書くと、ケンケンとなんだかきつい印象で。。。(自分の粗暴でいい加減な人間性を表しているようで。。)もっと勉強して美しい漢詩を美しく書く!!自分の長年の課題を少しでも克服するべく今後の精進しなくてはいけません!!頑張ります!!
 
 
 
学生さんの作品も素晴らしかったです!!
学年をしっかり把握できませんでしたが、皆さんしっかりと紙面に対してどっしりと書かれていたし、どの学生さんも始筆と終筆がしっかりされていたのが印象的でした!!
これは自分の教室・湘南書道会でもいつも気を付けている部分ですが、とても参考になりました!!
硬筆の展示もとても素晴らしかったです!!
 
 
書道は楽しいものです。それは人によって基準があいまいなものですが、ただ適当に筆で書くということを楽しいという人もいるかもしれませんが、それでは本当の楽しいに出会っていないと自分は考えております!!
しっかり稽古して他人が見てもきれいだと思うような作品を書き、その中から飛び出して自分の芸術を模索していく。。。とても大変なことですが、そうやったほうが絶対に楽しいし、一生懸命稽古した作品はやはり多くの人が見ても美しいと思われるだろうし、本当に人の心を感動させる作品っていうのはそういうことなのだと思います。
 
自分にとっての一番大事なことをしっかりと確認できるいい機会でした。