今回、旅の行き先に私がハノイを選んだ理由の一つ

それはバチャン焼きの窯元さんのところを

訪れてみたいと思ったことがありました


以前ベトナムを訪れたときに気に入って

バチャン焼きの茶器のセットを買ってから気になっていたのです


バチャンはハノイから車で30分ほど・・・

バチャン焼きは粘土を型に流し込んで作るので

形が魅力的というよりこちら


一筆一筆丁寧に描き上げられる模様


私、陶芸を8年やっていても未だ納得いく絵付けが

出来たことがないのです

なのでいつも誤魔化したようなアバウトな模様というか

柄というか・・・私の作品は絵ではないのですよねあせる


なので丁寧なのに手早さと素敵な絵に感激アップ


こちらは釉薬をかける工程


私が眺めていると素敵な笑顔のおばさんが私にもやってみたらと!

ということで私もこの後体験させてもらいました

バチャンでは現代的なガス窯も増えているとのことですが

伝統的な窯にこだわっている工房もあるとのことで

その窯も見せてもらいました

日本で登り窯は何度か見たことありますがそれとは違いました

幅が1メートルちょっと高さは6メートルくらいの

縦長の窯に下から順に作品を積み上げて薪で

焼き上げるのだそうです

ガス窯だと1日で焼き上がるのに

この窯だと3日かかるそうです

でもそれだけに素朴な味わいとなるのだそうです


バチャン焼きはベトナム国内にとどまらず

欧米などで人気なのだそうですよ


4年越しの思いがかなって

更に釉薬かけですが・・・陶芸体験をベトナムで出来て

また私の作陶魂に火がつきそうですニコニコ



このほかハノイ近郊には世代を重ねながら

受け継がれている伝統工芸がたくさんあるのです


水牛角の加工やドンホーの版画、刺繍やシルクなど・・・


旅の思い出にと今回シルクのワンピースをオーダーメイドしちゃいました

左が私の!右が一緒に旅した母のモノ!!

私のはネイビーとグレーの組み合わせ

生地選びから携われるのでとても楽しかったです

できあがりまでには丸一日でしたが

とても丁寧な出来だし、採寸したのでぴったりだし

大満足な出来です


それにしてもこうやって写真見ると母の選んだものの方が

派手やなぁ・・・あせるニコニコははっ



お気に入りの写真

ハノイの中心にあるホアンキエム瑚

吸い込まれそうなグリーンの湖のまわりには

木々が生い茂り公園があり市民の憩いの場という雰囲気でした

この湖を眺めながら風を感じてお茶をしたのは気持ちよかったです


この他ご紹介していませんが

ハノイ市内にもたくさん観光するところがありましたよ




今回の旅は実は楽しむだけではなくベトナム戦争の残した爪痕や

歴史的文化財などから人々の負った苦しみなども垣間見え・・・


私は日本で平和に暮らすことが当たり前で育ち

それと比べると複雑な気持ちになったのも正直なところです




でもベトナムは今まさに発展途上真っ最中!

エネルギッシュな雰囲気を感じ・・・

また何年か後にベトナムの成長を感じる旅ができればなと

思いました