上海から帰国して | 中島武オフィシャルブログ「中島武日記」Powered by Ameba

上海から帰国して

関空のステーキとカレーの店

マルゲリータキッチン 、オープン。


そしてまた、愛媛と広島へ。

広島はホテルの案件で出掛けていました。


いろいろな町を廻り、ついつい気になるのが食べ物屋。

行列の出来る店にちょこんと並んでみたり、

まぁ面白いものを発見する。


どれもこれも、昔からあった古い店が雑誌で取り上げられている。


らーめん屋は昔ながらの中華そばと思いきや、

意外と背脂を入れている。

そして仕上げにパッパッパと魔法の白い粉。


決していけないとは言ってません。


ただ、仕上げにパッパとふるのは…

個人の夫婦でやっているお店は、皆並んでいる。

食べてみると別にまずくない。


何しろパッパと入っている。

しかしうまいと唸るものでもない。


不思議なもんだ。


こうして旅をしながら何軒も何軒も人気店による。

皆どれもこれも面構えが出来ている。


普通の古い感じだが何かを主張している。


そしてどれも古臭い。

レトロと言えばいいが。


汚い店も多い。


でも文句を言う人はいない。


何だこれとも言わない。


私は古い店が好きだ。


チャラい新しい店なんか大嫌いだ!


でも不思議でもある。

ずーっと考える。


四国、広島の旅も終わり東京に戻る。


浅草のタイガー餃子会館に続き、

8/16土曜日に、門仲にも同名、同業態の店をオープンさせた。


古ぼけた店をリニューアルした。

そして良き昔を表現した。


こざっぱりしたレトロにいい感じで店は出来上がっていた。


羽田空港より真っ先にこの店にきた。


一つ一つ味のある店づくりをしていこうと考えている。


たかが餃子屋であろうが、

この店に来る意味、来て頂ける理由が必要だ。


餃子がおいしいから…

それは当たり前のことでなくてはならぬ。

しかしそれだけでなく、何かを感ずるもの。

何かあの四国広島の旅が脳裏に浮かぶ。


あの店この店、何かがわかってきた。


8/18、浜松から知り合いが東京に来てる連絡あり。

昼食をあの赤坂の臥龍居、脇屋シェフの店へ久し振りに行く。


ランチはいろいろあり、メニューも凝っていた。

内装もゴージャスな雰囲気。


なぜかそこに黒カレーと赤カレーがある。

私の隣の知人は、三種の担々麺。

三つの器が次々と出てくる。


私のカレーはおしゃれに盛り付けされていた。

そして温泉卵が入っていた。


ニコニコしたハンサムボーイの脇屋さん登場。


先ほどのカレーも、三種類の担々麺に対しての疑問も、

すべて脇屋さんの笑顔で消えてしまい、

素敵なランチになっていった。


町の中華そば屋さんも、有名シェフの店も、

みんなみんな何かを発信しているのだろう。


人はそれに反応している。


浜松の友人達と脇屋シェフと一緒ににっこりパチリ記念撮影。


今日も暑い夏である。


東京の8月のある日の出来事。