マクドナルドにて | 中島武オフィシャルブログ「中島武日記」Powered by Ameba

マクドナルドにて

円安でモノが高くなっている。

円高が続いて、その時の仕入れ価格で

売値を設定していた。


マクドナルドが高くなったとニュースの記事になっていた。


日々、私のところに購買のスタッフから、

肉が上がります、海老が厳しいです、

などの報告があります。


と言えども、即価格を上げれば良いという事でもない。


マクドナルドの場合は、

100円バーガーを120円にした。


それがニュースになってしまい、減収、減益となる。


しかし、それだけではないだろう、マクドナルド。

少し前に調子良かったマックの勢いは凄かった。

社長もメディアにもよく出ていた。


そしてこの1年、2年、

マックの店のデザインが変わり始めた。


シャレ感の強い、シックな素敵な店に変わっていった。


小規模のマックは街から消え、バリッとした店に変わっていった。


意識したのかどうかは、わからない。


スタバが思い浮かぶ。


コーヒーも戦略の中にあり、街を歩いていて、

何回無料のコーヒーを戴いたことがある。


マックはやはり、どこかに著名なデザイナーが手掛ける

素敵で格好いい店を作りたいという思いがあったのだろうか。


私ども際コーポレーションは、店を種々作ってきた。


格好いい店、あれという店、あらゆる店を作った。


我々が好きなもの、作りたいものを作る…

ということは大事である。


しかし、お客様が何を求めているかが、

今は重要なのではないか。


格好良い、素敵な店でマックを食べる必要があるのか。


どんな店でも、ここ良さは重要だ。

スタバはきっと居心地の良さはある。

しかし、スカシ感はない。


微妙なものだ!


スカシた感は…?