景徳鎮、北京の旅(2) | 中島武オフィシャルブログ「中島武日記」Powered by Ameba

景徳鎮、北京の旅(2)

朝食はホテルでバイキング。

それなりに食べられた。

質素な料理。

野菜が多くて、中国で食べる中華はおいしい。


食事をすませ、さぁ陶器屋へ。


昨夜空港へ、運転免許をとったばかりの中国運送業者が、

エアコンの効きが悪い車でやってきた。

車種はサンタナ。相当古い。

また今日も・・・と思ったら、窯元は歩いてすぐだという。

とぼとぼ歩いていく。身体の中の汗が吹き出てくる。

どこまで歩くのか。

中国人の「近く」は決して近くでない。

5分と言ってたが、実際30分くらい掛かった。

冷たい水とエアコン・・・。


倉庫兼ショウルーム。

特別涼しくもない。

暑さは引かない。

陶器は結構ワクワクさせる。

いい物を見出すと暑さは少し忘れる。


まるで西部劇のシーンに出てくるような乾いた土地のあちこちに陶器店が、

どれもこれも同じようなもの。

何軒かぐるっと回り、価格交渉しながら本命の店に戻る。


それにしても暑い。

日中40度。

甘いお茶。


昼は近くにある食堂へ。

多分日本人は誰も行かないような店。

テーブルは煮締めた雑巾のような布で拭く。


あぁ中国の田舎の原風景。

汚い厨房でも中華は火を入れて作るもの。

気にしない、気にしない。

でも、これもまたうまい。


暑い暑い。

エアコンの音がガタガタしている。

外にはランニングや上半身裸の男がウロウロしている。

昔の日本を思い出す。


食器を3軒位の店でオーダーした。

デザインもなかなか、品質もしっかりしている。


夜は7時のフライトで、また野戦飛行場から飛び立つ。


あっという間に夕方。

暑さはいっこうにおさまらず、砂漠にいる気がした。


結局フライトは一時間遅れ、20:30に出発。

北京に戻ったのは22時過ぎ。

何があったのか忘れたい、景徳鎮。


食事は空港の近くの食堂で。


埃まみれの景徳鎮!