連休も、頑張ります! | 中島武オフィシャルブログ「中島武日記」Powered by Ameba

連休も、頑張ります!

連休が続く。


ETCで遠くへ行くにも1000円。
日本中の道路が混みあっている。
こんなとき、どうしたらいいのか、身の置き場に困る。


本来行く予定だったロスの出張も、インフルエンザの流行で延期。
万が一、飲食店経営者がウィルスに掛かったなんてことになったら取り返しがつかない。
同行を予定していた若い福生のスタッフは楽しみにしていたので、とっても残念がっていた。
間近まで行こうか、大丈夫だよな・・・でもちょっと待て。
やはり今回はやめようと私自身が結論を出した。
だからポッカリ空いた連休・・・。


世田谷の豆金 に行き、メニューを改訂して、そしてラーメンと料理を作った。
本社の金子さんが付き合ってくれて、一緒に豆金でせっせと働いてくれた。
ひとしきり仕事をした夕暮れ、
「社長、次はどうします?」
「八王子の万豚記 横山町第一 に行こうか」
担当者と私で、六本木の蒼龍唐玉堂 と同じにしてしまった。
やはりラーメン屋ではなく、中華食堂で、使い勝手がいいのが良い。

一路、万豚記に向かう。


スタッフが待っている。ガラスに、
『メニューが新しくなりました。どうぞお越しください!』
これ見て入ってくるか。
どうぞお越しくださいで、そうか行こうか、と思うのか。
店の人間は、こんなことしか頭に浮かばないのか。
もっともっとインパクトのあるキャッチが必要!!


それと、雰囲気が変わった。
今まで、見過ごしている人々が振り返る、そしてここ、ちょっと行ってみようか・・・
そんな気になる存在にしなくては。
口で言ったり、頭で思い描くのは簡単だが、これを実際に店で表現し、通り掛かりの人々に、
興味を持ってもらえなければ、お客様には入って頂けない。

薄汚れた店、精気が失せた店内・・・。

むかし描いた絵が妙にリアルではなく、元気がない。
こんなタッチで店をやっていたのか。

相模原を直したときより、少しくだけた感じに、ちょっとカラフルに、そして音楽はレゲエに。
ただなんとなくやっている店より、ここは、
「ねえ、あそこ行った?」
そういう対象になるのがいい。
料理よりもまず、店の雰囲気が大切。


看板を書き直す。
そしてメニューを書く。壁の暗い絵を力強く楽しく書き直す。



でも店は元気になった。
お金を掛けずに店を直す。
早く、皆このテクニックをマスターしておくれ。

センスと、夜遅くまでやる根気。


テーブルは、チェック柄のテーブルクロスで可愛くしよう。

明日、中国人がびっくりするな。
途中まで彼らも手伝ってくれた。
「社長、スゴイネ~」


でも凄いよ。
午前3時だよ~。

「いま何時?金子」
「3時です」