- 日本ファルコム
- 新・英雄伝説 III 白き魔女
本日はゲームに関するレビューを行いたいと思います。
日本ファルコムといえば、イースシリーズとこの、英雄伝説シリーズがあげられます。
ちょうどこのほど、PSPでこのゲームが移植されましたね。
PSP版の「白き魔女」がどのように進歩したのか気になるところです。
私がこの英雄伝説のガガーブトリロジーをプレイしたのは、ちょうど、ウインドウズ版が出たころです。
プレイし終わった頃には、このゲームのシナリオにはまり、夢中になってプレイしていました。
主人公のジュリオと、クリスは、幼馴染で、成人の儀式とも言える、巡礼のたびに出かけます。
巡礼のたびの中で、二人はさまざまな経験をし、成長していきますが、旅の途中、伝説上の魔女、「白き魔女」といわれる魔女
の話を耳にします。そして、この魔女がこの地を訪れた目的と、自分たちが旅をしてきた目的が、重なる部分があることに気づき、
さらに旅続けることになります。
このゲームは始めのうちは、中だるみのような感じで、ゆるいストーリー展開ですが、後半から魔女の伝説を追い始め、それに従い、足跡を追うにつれ、
ゲームに引き込まれて行きます。やがて、世界崩壊の危機に直面することになります。
話の展開も、非常にこまやかにできていると思います。まず、ゲームを通して出てくる、盗賊団ジャーラとその一身は、なんと、一度も蒸す身を成功させたことのない盗賊団で
(盗賊団とはいえんだろ・・・・。)コミカルにジュリオとクリスにかかわってきます。そして、クリスが幻獣遣いカジムにより、呪いに侵されたとき、クリスを助けるため、ジュリオが必死に看病し、命がけで
薬をとってきて、パートナーであるクリスを思いやる、やさしさを垣間見たりします。そして、ジュリオに思いを寄せる少女、フィリーなど、多種多彩な登場人物がゲームを盛り上げてくれます。
ゲームは終盤にはゲルドの足跡をたどる旅になりそして、その行き着く先は・・・・。
この世界の危機を救うために指し示した、魔女のやさしさとは・・・・。
このゲームをプレイして、最後は感動に包まれたもをいまだに覚えています。
実は、このゲームは、ガガーブトリロジーの一作目にあたりますが、ちょうどこの時代の数十年前を描いたこのシリーズの3作目「海の檻歌」とあわせて話が完結します。
こちらのゲームも非常によくできたゲームで、わたしは海の檻歌
のほうが好きなのですが、そこでもまた、白き魔女の幼少期が描かれています。白き魔女 ゲルドの生い立ちをみるにつけ、ゲルドのやさしさにさらに胸を打たれます。
また、この「海の檻歌」ついてもレビューをしたいと思います。(恐らくこちらのほうが熱く語れると思います。)
そして、英雄伝説Ⅲと、Ⅴの総括も行いたいと思います。
それでは失礼します。