話は、先代旧字本紀大成経にもどります。
神武天皇に先立ち、「天日子光殊星亜肖気尊」という天皇の名前が書かれています。その方の容姿は、「鼻の長さは2m、身長10m、口はすぼまっていて、目はキラキラ3種の神器のひとつである「八咫の鏡」のように、輝き、赤くなったほおづきに似ています。
神武天皇については、「身長3m50cm、胴回りは両手を伸ばして一抱えをした長さに15cmほど足した長さ。頭には9cmほどの角が有り雪のような色をしている。背中には龍のような背びれがあり、その長さは1m20cm、尾の裏側には大きな鱗が72枚ある。115歳の時に皇太子の位につかれた。」
と、あります。以後、7人の天皇の容貌は、少しずつ、低くなるのですが、みな龍蛇族の特徴をもっています。
この本は、72巻で構成される大著だそうで、聖徳太子の没後に四天王寺と、大神神社、伊勢神宮に秘蔵されたそうです。
