かかりつけ医の受診で

 

 昨日、四週間毎のかかりつけ医の診察を受けた。寒い時期に殺到していたコロナやインフルエンザなどの感染症患者はいなくなっているようだったが、それでも日常的な患者は昨年の今時よりも増えているようで、開診の九時半を二十分ほど過ぎて訪れたところ、結構待たなければならなかった。

 

 主治医に「変わったことはありませんでしたか?」と尋ねられ、前回の血液検査の結果を受けて食生活を変えて昼食を摂らないようにしたことや野菜をたくさん摂るようにしたことを述べると、「生野菜はカリュウムが増えることになるので、煮炊きしたものか水に晒したものを摂るように」と言われた。

 

生野菜や果物などをたくさん食べるとカリュウムが蓄積するので良くないということは以前から言われていたが、カリュウムの過剰摂取がもたらす悪影響は何だろうか、改めて調べてみた。

 

 カリュウムには細胞内液に作用して神経の興奮性や筋肉の収縮に関わり、体液のpHバランスや塩分の採り過ぎを調節したりする効能がある一方、腎機能が低下しているとカリュウムが排泄されにくくなって高カリュウム血症になり、筋収縮に支障をきたして手足のしびれや心肺機能に影響が出るということだ。

 

特に高齢者は腎機能が低下することが多いため、カリュウムの採り過ぎには注意が必要だということだ。私などは腎機能を示すクレアチニン値が上限を若干超えているため、特に留意する必要があるのだ。

 

 さらに乾癬の治療薬が替わったことで、腸への副作用が無くなったことの他に、「気になっていたクレアチニン値が上限値近くまで下がった」という話をしたところ、彼は「それは服薬とは関係ないのではないか」と言っていたが、果たしてこれはどうなのだろうか?

 

また、「昼食を抜くと熱中症にも罹り易くなるので三食とも食べたほうが良いが、間食は止めるように」と言われた。高齢になると運動量が減っていくため、若い頃と同じような食生活では過剰摂食になる可能性が高いということだろう。

 

 その後、主治医は「今回からこういう物を記録するようになりましたから」と言ってB4の用紙を取り出して記録しながら、「運動量を増やすように」と言っていたが、その「生活習慣病療養計画書」には例として「一日一万歩」とあった。

 

歩き過ぎには弊害もあると認識していたので、「一万歩もですか」と応じたところ、彼は「五千歩」と記録した。確かに歩くことが一番いいに違いないが、散歩で一万歩も歩かなくても、いろんなことで動いていればかなりの歩数になる。要するに、適度な運動に努めることが大切だということだ。

 

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