五月場所が始まった

 

 今場所は横綱照ノ富士が出場するようだ。場所前に腹筋を痛めたために稽古不十分なまま出場して十回目の優勝を目指すというが、最後まで土俵を務めることができるか、またてどのような相撲を見せてくれるだろうか。

 

大関陣では四力士が全て出場するようだ。大関二場所目を迎える琴ノ若は祖父のしこ名琴桜を名乗って優勝を目指すそうだが、大いに期待したい。先場所は不調だったためにカド番で迎える霧島は同胞の親方(元鶴竜)の部屋に移動しており、親方の下で力を十分に発揮できるのではないだろうか。

 

豊昇龍は特に話題が見あたらないが、落ち着いて力を発揮できるのではないだろうか。以前から首を痛めている貴景勝は他にも前に痛めた部位があるようで、稽古不十分なまま迎えることになりそうだ。

 

 関脇若元春は特に問題点がなさそうに思われ、十分に稽古をして迎えられたのではないかと思われ、関脇に返り咲いた阿炎の活躍も期待したい。何と言っても新進の新小結大の里がかなり期待できそうだ。

 

 久々に三役に返り咲いた元大関朝之山は、巡業中に足を痛めたために休場となったことが残念だ。彼は出場停止処分前には余り怪我をしたと聞かなかったが、最近怪我が多いように思われる。

 

先場所、百十年ぶりという新入幕優勝を果たした尊富士は今場所六枚目二番付を上げたが、先場所中に痛めた怪我が回復しないために今場所は残念ながら休場のようだ。怪我をしっかりと直して来場所に備えて欲しい。

 

平幕でも数多の力士の活躍が期待されるが、この中からまた新たな星が誕生するかもしれない。ベテランも含めて場所中の経過を観ながら楽しみたい。今は大相撲と大谷選手の試合が何よりの楽しみにしているにもかかわらず、時折観戦できないがこれも仕方がない。

 

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