一昨日は掛かりつけ医に行きましたが、やはりたくさんの患者でかなり待たされてしまいました。

 

 昨十九日は、八時過ぎから卒園した孫Sを迎えに行き、彼の子守は妻に任せて九時半過ぎから最寄駅近くに車を預けてJR加古川線・山陽本線で尼崎に向かいました。五年ぶり三時間の退職同期会に出席して逆ルートで十七時二十分頃に帰宅し、孫の勉強を見るというとても充実した一日でした。

 

 新入幕優勝の可能性?

 

 春場所十日目は五枚目大の里と幕尻尊富士の一番が組まれており、この日最も観戦したい一番だったが、先述のように外出していたためにこれを観ることはできなかった。最後の六番ほどを観た後、再生画像でこの結果を確認することができた。

 

 立ち合いの踏み込みは五分とみたが、尊富士は低い体勢で当たり、大の里はそれを胸で受け止めた。尊富士がはず押しで攻めると大の里の体が浮いて一気に押し出した。以前にも述べたように尊富士は相撲勘がとても良いというだけではなく、相手のこともよく研究して臨んでいるようだ。

 

一方の大の里は恵まれた体力に任せて前へ前へとがむしゃらに攻めているように思われ、いささか相撲が粗いように見受ける。尊富士のように自分より低い姿勢で攻めてくる相手にはもっと腰を低くして当たらないと攻めることができないように思われ、今後の課題ではないだろうか。

 

 何れにしてもこの両力士は大相撲を背負って立つ立場になると思われ、今後も切磋琢磨して一層活躍することを期待する。今場所の尊富士の快進撃を観ていると新入幕優勝も見え隠れするが、今日十一日目は新大関琴ノ若と組まれており、この一番は見逃せない。

 

この日の大の里は勝ち越しがかかるカド番大関貴景勝と組まれており、これも見逃せない大一番だ。終盤戦に入って徐々に星勘定が気になるが、昨十日目の大関豊昇龍の立ち合変化は大関の名に値しない。その取り組み姿勢で観るのも嫌なほどで、残念至極!

 

 読んでいただき、ありがとうございます。