韓国との決戦は3―2の九回裏に追いつかれて延長戦に突入した。そして一打勝ち越しの十回二死一、三塁の好機でイチローが打席へ。直前の代打・川崎は初球で凡退していた。


マウンドには右横手投げの 林昌勇イムチャンヨン 。前の打席では右越え二塁打を放っていた。初球の速球が外れると、打席を外してふっと息を吐いた。


2球目のストライクを見送ると、一塁走者の岩村が二盗に成功。その後速球を続けてファウルにし、5球目のワンバウンドするような球をバットに当てて対応してみせた。カウント上は1ボール2ストライクと追い込まれているが――。


さらにファウル、ボールの後の8球目、甘く入った速球を鋭く中前へはじき返した。2点適時打に沸き立つベンチ。しかし、塁上のイチローは表情を崩すことはなかった。


日本代表の中心的存在として大会2連覇に貢献。


その後、2023年の大会まで優勝することはなかった。このイチローと共に戦ったダルビッシュ有が中心となり、当時のWBCを見ていた大谷翔平たちが大活躍。そんなWBCを見て野球選手を志す未来のスター選手をまたみたいですね。(^^)


年一回「競技者」と「特別」の両選考委員会で野球界の功労者を選出し「野球殿堂入り」として発表しています。(^∇^)


また、肖像レリーフを格調ある雰囲気の中に掲額。( ̄^ ̄)



2022年現在212名が殿堂入りしています。(^^)



野球殿堂博物館は、1959年6月12日に「野球体育博物館」(やきゅうたいいくはくぶつかん)という名前で開館。\(^_^)/


「財団法人野球体育博物館」により運営されてきた。(^_^)/



公益法人改革により、2013年4月1日付けで「公益財団法人野球殿堂博物館」に法人改組され、施設名も冒頭の名称に変更された。......続く