背後に回ると、大仏さまの背中に2つの窓のようなものがあります。(^^)ρ(^^)ノ


こちらは鋳造の際に中の土や型を取り出すために作られたそうです。胎内拝観の際に光を取り入れる役割も担っています。(^^)


下には4枚の「蓮弁(れんべん)」が並んでいます。蓮弁とは蓮の花弁を形にしてもので、仏様の装飾に用いられるもの。



江戸時代中期に台座の修復をした際、本来32枚鋳造される予定でしたが、4枚のみの完成となったそうです。(^∇^)



大仏さまには、常人と異なる「三十二相八十種好(さんじゅうにそうはちじっしゅごう)」という仏の姿の32の特徴があるといわれています。


紺青色とされる目や眉間の白毫(右巻きの白い毛のかたまり)もその1つ。


白毫からは人々を照らす光が発せられるといわれています。髪型の「螺髪(らほつ)」は、悟りを開き高い知恵を有していることの象徴とされています。(^_^)/



大仏さまの前には蓮の香炉があり、線香は一束100円で購入できます。(^^)ρ(^^)ノ


重量は約121トン。高さ(座長)は11.31メートル、台座も含めると13.35メートルもあるので、近づくとその迫力に驚くと思います。


奈良の大仏と並び、日本三大大仏の1つに数えられています。奈良や京都の仏像の多くは国宝に指定されていますが、鎌倉では唯一の国宝に指定された仏像です。



休憩所には、「大仏さまに日本中を行脚し、万民を幸せにしていただきたい 」という願いが込められた、長さ約1.8メートル、重さ約45キログラムの大わらじが展示されています。


茨城県常陸太田市の子供会が制作したもので、3年に1度奉納されています。\(^_^)/



それでは鎌倉の大仏の中に入ってみましょう。入館料は50円でした。......続く