2023/2/21〜2/23投稿
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香椎海岸遊歩道を後にし、『福岡市赤煉瓦文化館』に向いました。(*^^*)
明治時代の我が国を代表する建築家・辰野金吾と片岡安の設計により、日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909)に竣工。
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赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は、19世紀末のイギリス様式で、ほかに尖塔やドームなど、小規模ながら変化に富んでいる。
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平成2年(1990)まで市歴史資料館として使用された後、平成6年(1994)2月、有料の会議室等を備えた市民に開かれた施設「赤煉瓦文化館」としてオープン。
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アーチ型の鉄扉を開いて中へ。扉の開閉が歴史を感じさせます。(*^^*)
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エントランスホールの左手には、同じくアーチを描くカウンターがあります。(^o^)
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ここは草花モチーフのアイアンフェンスなどを取り入れたアール・ヌーヴォー様式です。
そして,2019年8月21日に,リニューアルオープンしました。\(^o^)/
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福岡市が取り組みを進める「エンジニアが集まる、活躍する、成長する街、福岡」の実現を目指す「エンジニアフレンドリーシティ福岡」の一環として、『エンジニアカフェ』が1階にオープンしました。(^o^)
1階にはコワーキングスペースやイベントスペースとして利用できる「メインホール」や、日中はカフェ、夜はバーとして利用できる「カフェ&バー」、地下1階にはものづくりの体験や機器の試作などができる「MAKER'sスペース」「集中スペース」などを設ける。施設内はフリーWi-Fiが利用できる。
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国内外のエンジニアが集まり成長・活躍できるよう、交流イベントやセミナー、エンジニアやエンジニアを目指す人などからの相談対応やコミュニティー支援などを行うそうですよ。(^^)
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突然雨が降っても大丈夫ですね。
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この建物は明治42年に竣工した旧日本生命保険会社九州支店の社屋でした。
外観の特徴は、赤レンガに白い石を帯状に配したデザイン。
これは辰野博士がロンドンに留学していた19世紀末にイギリスで流行した「クイーン・アン」様式を取り入れたもの。(*^^*)
辰野博士が手掛けた建築に多くみられるスタイルで、「辰野式」と呼ばれているそうです。
辰野金吾の代表作として真っ先に名前が挙がるのが、1914年に竣工した「中央停車場」こと東京駅です。しかし当初は辰野ではなく、ドイツ人技師のフランツ・バルツァーが設計するはずだったそうですよ。(*^^*)
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まずは1階にある2つの応接室を見学。(^o^)
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縦長の窓や馬蹄型に飾られたマントルピースなど、当時の西洋文化に触れることができます。
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この一角は間取り自体に曲線が取り入れられているので、天井を見上げると不思議な空間に迷い込んだような気分に。(*^^*)
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階段の手すりも当時のデザインのまま。曲線を多用しているのがアール・ヌーヴォーの特徴だそうです。(^o^)
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2階には、顧客の健康状態を診るために使用された医員室と診査室があります。
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外部から招く医師に敬意を表すため、特にこだわりを持って設計された様子。
正八角形の折り上げ天井など見どころ満載です。
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中は無料で見学できます。\(^o^)/
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デザインは辰野金吾がイギリスに留学した時、流行していた左右非対称なデザインで知られるクイーン・アン様式(アン女王の時代に流行した建築様式)です。
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赤レンガの外壁、張り巡らされた白い花崗岩の帯、ドーム屋根など、東京駅と同じ雰囲気なのはそのせいですね。(^o^)
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竣工は東京駅のほうが後ですが、設計依頼は明治36年なので、ほぼ同じ時期に建築された建物です。\(^o^)/
2階には、顧客の健康状態を診るために使用された医員室と診査室があります。(^o^)
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外部から招く医師に敬意を表すため、特にこだわりを持って設計された様子です。
階段室は吹き抜けになっていました。(*^^*)
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正八角形の折り上げ天井など見どころ満載です。\(^o^)/
地味なんですけど、細部まで拘ってますね。
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2階の階段を上がってすぐに、会議室③がありました。(^o^)
ちなみに、2階の見取り図はこんな感じです。
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2階は会議室として貸出もされています。旧も会議室だったんですね。……続く
『感想』
このレトロな建物はなんだろうとよく思っていて、調べたら無料だというので、喜び勇んで見に来たのを思い出します。同じような明治頃の建物が、大川市にある“大川市立 清力美術館”だと知り、機会があれば見てみたいと思います。