2022/10/24~10/26投稿
物語は1990年代前半ごろの東京の小学校を舞台に始まる。
東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は精神的に似通っており、クラスメイトたちのからかいを受けながらも一緒に時間を過ごすことが多かった。
だが、明里の父親の仕事の都合で小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校し、それきり会うことがなくなってしまう。
その後、中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木にいる明里から手紙が届き、それをきっかけに2人は文通を重ねるようになる。
中学1年の終わりが近づいたころ(1995年)に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まる。
鹿児島と栃木は絶望的に遠く、もう明里に二度と会えなくなるかもしれないと思った貴樹は、栃木まで自ら明里に会いに行く決意をする。
しかし、約束をした3月4日、関東では大雪となり、貴樹の乗った列車は途中で何度も長時間停車する。さらに、宇都宮線から両毛線への乗り換えの小山駅のホームで、明里に直接渡す予定だった手紙を風に飛ばされ紛失してしまう。
貴樹は遅れている列車をホームで待ち、停まった列車の中で運行再開を待つことしかできず、時間だけが流れていく。
深夜になり、約束の時間などとうに過ぎた頃にようやく貴樹は待ち合わせの岩舟駅に到着すると、人気のない待合室で明里は一人待っていた。
貴樹と明里は雪の降る中、桜の木の下で唇を重ね、近くの納屋の中で寄り添って夜を明かす。
翌朝、明里は駅で「貴樹くんはきっとこの先も大丈夫だと思う」と言って貴樹を見送る。明里も手紙を用意していたが、貴樹には手渡さなかった。
貴樹は走り去る列車の中、彼女を守れるだけの力が欲しいと強く願いながら、いつまでも窓の外の景色を見続けていた。
足利フラワーパークイルミネーションのお話はこちらのブログを参照して下さい。
岩舟駅の聖地巡りの話はこちらを見て下さい。
今回はイルミネーションだけで終わりましたが、足利フラワーパーク周辺にはゆっくり来てみたいなって思いました。『渡良瀬橋』とか渡ってみたいですね。
小山駅に戻ってきました。小山駅でぜひ食べてみたい“おそば”がありまして、探してみました。(^o^)
2022年1月14日にJR小山駅きそばが閉店することが決定しました…。悲しいですね。
惜しまれつつ1月14日に閉店する“JR小山駅きそば”……どこかで復活して欲しいですね。(T_T)
今日の夜は成田国際空港で雑魚寝です。
上野駅に着いて、青春18切符を使って成田空港までは行けない事がわかりました。手前の成田駅止まり。成田駅の快活クラブで泊まって、翌朝の始発で成田空港まで行くことも考えましたが、今回は京成スカイライナーで成田空港まで行くことにしました。(T_T)
以前あった雑魚寝出来る部屋がなくなってました。仕方がないので、今日はこの椅子で雑魚寝です。……続く
『感想』
雑魚寝はきついっすもんね。昨年の仙台旅行から夜行バスで帰る予定だったのが、大雨の影響で関空に閉じ込められ、寝袋渡されて雑魚寝したのが一番きつかったですね。新幹線で帰る羽目になって懐も大打撃でした。( >д<)、;'.・