2022/8/30〜9/1投稿


金魚の体色は白、オレンジ(金色)、赤、黒、茶など様々である。


孵化してからしばらくの間はフナと同じく黒色をしており、ここから徐々に赤い色などに変化していく(これを褪色現象という)。


色は成長とともに変化することもあり、クロデメキンなど黒い色をしたキンギョでは数年経過してから褪色が始まり、金色になってしまうこともある。


キンギョの特徴の一つは、その独特な尾の形である。


フナ尾、吹き流し尾、三つ尾、四つ尾、そり尾、さくら尾、クジャク尾などといった種類がある。


特に、三つ尾、四つ尾など、尾ひれの背面側が癒合して腹面に向けて左右に分かれた形は、他の観賞魚の変異にも似たものが見あたらない。


水槽や池、水、砂利またはろ過機が必要である。


金魚鉢と呼ばれる小型の飼育容器もあるが、水槽はなるべく大きなものがよい。


キンギョは、水温の変化に合わせて体温も変化する変温動物であり、水温が高くなれば体温が上がり、活発に行動し、食欲も旺盛となるが、逆に水温が下がると体温も下がり、動きが鈍くなってエサを食べても消化が衰える。


キンギョの適応可能水温は1℃以上35℃未満であるが、これはあくまで適応可能な範囲であり、およそ15℃から28℃までの範囲が快適水温である。


一般的にキンギョは、5℃以下では冬眠状態であり、15℃以上では元気に動いてエサを食べる。


こういう勉強をしてから金魚を飼うべきでしたね。


20℃以上28℃未満の範囲では動きが活発で食欲もすこぶる旺盛である。


しかし、28℃以上になると動きが鈍く、食欲も下がってしまう。


人間の体温は、キンギョにとってはきわめて高温であるため、移動などの際には網などを使用し、人の手で直接触ることは避けることが望ましい。


また、キンギョは急激な水温の変化に耐えることができない。 


特にプラスマイナス5℃以上の水温変化はキンギョの体調に悪影響を与えるので、水の入れ替えなどでは注意が必要である。


水換えは、ポンプ等で水を3分の1ないし2分の1程度を抜き、ろ過機の汚れやすい部分は飼育水で良く洗い、換え水は予めカルキ抜き(塩素除去)を施した水道水をバケツなどに用意しておき、それを利用するとよい。


キンギョ飼育を続けると、エサの食べ残しや糞、尿などによって水質はどんどん悪化していくが、悪化した水質は好気性のバクテリアのはたらきで無害化される。


そのために、水槽のなかでバクテリアを繁殖させることがキンギョ飼育にとっては大切で、飼育水を全て水道水に入れ替えたり、ろ過機・ろ過材を水道水で洗ったりするとバクテリアが死滅してしまう可能性がある。


またろ過材を新品と交換する場合、水換えと同時に行うと一時的にバクテリアが大きく減少するため、両者の間には二・三日以上の時間差を設けるとよい。


またバクテリアを維持するために、水槽の底に砂利や小石を敷くことがよく行われる。


麦飯石や木炭・竹炭はいずれも多孔質で、水中に入れておくと水質の維持・改善に一定の効果があることが認められている。


もしもキンギョの病気が発生して、対処のために水や砂利などをすべて交換する、薬剤を水に混ぜる、水槽内を殺菌・消毒するといった場合には、水槽内の環境をあらためて一から整えてやる必要がある。


『ピンポンパール』という金魚がいましたよ。

ピンポンパールは別名、チンシュリン(珍珠鱗)といい、キンギョの一種である。


中国産の金魚で頭が小さく体型は短く、腹が膨らんでおり提灯型をしている。


確かにピンポン玉みたいで可愛いですね。(^^)


『蝶尾』という金魚がいました。(^o^)

チョウビ(蝶尾)は、キンギョの一種。作出過程は不明。


中国原産のキンギョで、日本へは昭和50年代(1970年代)の後半に輸入された。


『桜東錦』って金魚がいました。(*^^*)


桜錦同様の特徴を持つ品種であり、背鰭が有ると桜東錦、無いと桜錦という見分けかたも有ります。


ちなみに『更沙=さらさ』模様は、透明やキラキラの鱗を持たず、錦鯉で言う『紅白』のカラーパターンになります。 


本種は、人気の東錦くら黒色を抜いた品種としても知られます。


全体的に優しく明るい配色となるため、混泳も考慮して人気のある品種です。……続く

『感想』
金魚とは別ですが、メダカを買う人が玄関前の鉢で沢山養殖しているのを見かけます。いつも配達すると、高く売れるもんなんかな?なんて思いますが、自分でやろうとかは思わないんですよね。しらうおに見えちゃって……(;´Д`)