さよなら呟く君が 
僕の傘 残して 
駆けだしてゆく 


哀しみ 降り出す街中が 
銀色に煙って 君だけ 消せない


最後の雨に 
濡れないように 
追い掛けて 
ただ 抱き寄せ 
瞳閉じた


本気で忘れるくらいなら 
泣けるほど 愛したりしない 

誰かに盗られる くらいなら 
強く抱いて 君を壊したい


ほどいた髪を広げて 
僕の夜 包んだ 
優しい人さ…


不安な波にさらわれる 
砂の城 怖くて 
誰かを求めたの?


強がりだけを 
覚えさせたね 
微笑みは もう 二人の
夢を見ない


言葉に出来ないのが愛さ 
言葉では 君を繋げない 

行き場ない愛がとまらない 
傘を捨てて 雨を見上げてた


明日の君を 救える愛は 
僕じゃない でも このまま 
見つめている


言葉に出来ないのが愛さ 
言葉では 君を繋げない 

行き場ない愛がとまらない 
傘を捨てて 雨を見上げてた


『最後の雨』は、1992年に発売された中西保志のシングル。 今から30年近く前の楽曲ですが、今も尚多くのアーティストにカバーされている名曲です。


そんな中西保志さんのクリスマスラブソングライブに、ちょうど当たりました。30年前の学生時代にタイムスリップした気分になりました。


9300投稿の記念ブログは最後の雨をご紹介しました。引き続き、9400投稿に向けて頑張ります。            ひろあき