彦根城内に残る玄宮園は池泉回遊式の大名庭園です。(^o^)


近江八景を表した造りになっていて、琵琶湖を模した池や竹生島(ちくぶじま)も再現されている、ともいわれています。


池に映る彦根城の天守は、幻想的で美しく、ほかでは見られない光景です。 


玄宮園の名は、古代中国の宮廷の名によって命名されたと考えられています。(*^^*)


園内を見渡す好所に建てられた数寄屋建築である「八景亭」の名から、一説に中国の瀟湘(しょうしょう)八景または近江八景を取り入れて作庭されたとも伝えますが、 江戸時代に描かれた「玄宮園図」に八景亭の名はなく「臨池閣(りんちかく)」と呼んでいたようです。


そのほか玄宮園図には「鳳翔台(ほうしょうだい)」「魚躍沼(ぎょやくしょう)」「龍臥橋(りゅうがばし)」「鶴鳴渚(かくめいなぎさ)」 「春風埒 (しゅんぷうれつ)」「鑑月峯(かんげつほう)」「薩埵林(さったりん)」「飛梁渓(ひりょうけい)」「涵虚亭(かんきょてい)」の十景が付箋によって示されており、当時「玄宮園十勝」と呼ばれていたことが確認されています。


玄宮園は、広大な池水を中心に、池中の島や入江に架かる9つの橋などにより、変化に富んだ回遊式庭園となっています。


池の水は、湧水の豊富な外堀からサイフォンの原理により導水して供給し、小島の岩間から水を落として滝に仕立てていました。


池には船小屋があり、園内で風流に舟遊びの一興を催すこともありました。


また、松原内湖に面した庭園の北側には水門が開き、大洞(おおほら)の弁財天堂や菩提寺の清凉寺・龍潭寺への参詣、あるいは松原のもう1つの下屋敷である御浜(おはま)御殿への御成りには、そこから御座船(ござぶね)で出向いたようですよ。\(^o^)/


澄んだ空が心地よいですね。このまま雨が降らないことを祈ります。(^o^)


意外と広いですね。………続く