櫓の上の梁は丈夫な丸太が使われてますね。


『天秤櫓』のみどころが書いてありました。


この櫓は、上から見ると「コ」の字形をしており、大手門からと表門からの登城道をそれぞれ押さえるために両隅に2階建ての櫓を設け、中央に門が開く構造となっています。


あたかも両端に荷物を下げた天秤のようであり、江戸時代から天秤櫓の名があったそうです。\(^o^)/


けれども詳細に見ると両隅の2階櫓は棟の方向が異なっており、格子窓の数も左右で違うなど決して左右対称ではありません。


このような構造の櫓は他に例がありませんが、均整のとれた美しさに加え、城内の要の城門としての堅固さを感じさせます。


次は天秤櫓から、『太鼓門櫓』に向かいます。


この登りにくい階段が時代を感じさせますね。


それにしても石垣が見事です。\(^o^)/


こちらは『時報鐘』ですね。(^o^)


彦根城・天秤櫓と天守の間にあるのが城内と城下に時を知らせた時報の鐘。元々は鐘の丸にありましたが、岩盤に反響して鐘の音が割れることが多かったので城下一帯に響き渡るようにと井伊直滋(いいなおしげ)の考案により現在地に移されたとか。

現役で使われ、6:00、9:00、12:00、15:00、18:00に鐘を打ち鳴らしています。
「残したい日本の音風景百選」に「彦根城の時報鐘と虫の音」として選定。
ちなみに正午には12回鐘を撞いているそうですよ。……続く