南風吹けば咲く花の美らさよ 

島の美童の ジントーヨー 

想い染めてよ 

ジントーヨー ジントーヨー 



もえて咲く花は赤花かデイゴよ 

里も好きな花ジントーヨー 

胸にゆれるよ 

ジントーヨー ジントーヨー



奥の山々でお茶を摘む頃はよ 

与論なつかしやジントーヨー

辺戸の岬よ 

ジントーヨージントーヨー 



一人待つ夜は月の出もおそいよ 

千鳥波になくジントーヨー 

屋嘉の浜でよ 

ジントーヨージントーヨー 



流す涙なら潮風で消えるよ 

つらい想い出はジントーヨー 

歌で消えるよ 

ジントーヨージントーヨ



いよいよ朝ドラ『ちむどんどん』が終わりました。ドラマの内容には賛否両論がありましたが、やんばるには友達がいますから凄く楽しく、たまには懐かしく見させてもらっていました。

この『娘ジントーヨー』は知りませんでしたが、なかなか告白出来ない智に歌子がこの歌を歌うシーンはジーンと来ました。ジントーヨーは方言で“本当だよ”って意味だそうです。もともと「むちはじき節」と言う曲があるそうなんですが、 久々にあった男女が 「変わらないねジントーヨー昔のままだ」 って言う歌詞があるんだそうです。その中でジントヨーっていうフレーズがフィーチャーされ、もっと歌いやすくしたものが「娘ジントーヨー」になったそう。

沖縄弁の響きには心を揺さぶる言葉の力(言霊)があります。『まくとぅそーけーなんくるないさ』(人として正しいことをすれば、大丈夫、なんとかなるさ。)人として正しい人間でありたいものですね。