こんにちは。

中居知紀と申します。

 

人より敏感だから

・考えすぎて不安で行動できない

・ちょっと言われたことで傷つく

そんな

”繊細起業家さん”のサポートを

しています。

 

HSP・繊細さんの呼称が

一般的ですが、起業を頑張る

繊細な人を「繊細起業家さん」

とお呼びしています。

 

『繊細な人が個人起業して、

無理せず楽に幸せになる』

 

ためのお役に立てればと思い

ブログを書いています。

 

本日はキャッチコピーのお話しです。

 

日曜日ですし少し気楽に

「事例をご紹介しながら

キャッチコピーのお勉強になる」

そんな記事にしたいと思います

 

|「綾鷹」ご存知ですか?


その事例とは「綾鷹」という

コカコーラ社から販売されている

ペットボトルの緑茶です。

 

この「綾鷹」を

知らないという人は

少ないはずですが、

 

発売開始から3年間は

全然売れなかったらしく、
 

コカコーラ社内では  
全然売れないから
販売終了いう意見も
あったらしいです。
  
|大コケした「綾鷹」の発売当初


もともと「綾鷹」は

京都の老舗茶屋と手を組んで
他のペットボトル緑茶とは違う
本格的な緑茶として発売されました。
 

老舗茶屋も認める
本格的な緑茶で
「これは行ける!」と
自信を持って発売した
商品だったそうですが

いざ売り出してみると
 
1年間販売して、

獲得したシェアは
たったの1%(´・ω・`)
 
「こんなに美味しいのに

なんで売れないんだ…」
 
担当の社員は悩んでいました。

|ある男が「綾鷹」を変えた
 
そんな時、ある男に
白羽の矢が立ちました。
 
その男の名は、和佐高志氏。
 
元P&Gのマーケターで
2019年、日本コカ・コーラ社の
マーケティングのトップになった人。

(現日本最強マーケッターで私が尊敬する

森岡毅さんもP&G出身!)


この和佐氏が「綾鷹」を

知らない人がいない

ヒット商品に変えます。
 
普通だったら、
1年間全然売れなければ、
商品が悪かったと考えて
また別の商品を
作ろうとするかもしれません。



|和佐氏がとった方法


和佐氏は、商品は全く変えずに
別の部分だけを変えました。
 


数ヶ月後・・・
 
 
「綾鷹」はみるみる売れるようになり
今では年間売上1,000億円以上の
大ヒット商品となりました。


|一体、何を変えたのか?

 

「早く何をどうしたのか教えて!」

 

と思ったあなた。

 

完全に私の狙い通りです(笑)

…すいません、調子に乗りました(^_^;)
  
和佐氏は、
綾鷹が売れない理由を
次のように分析しました。
  
「調査をして分かったのは、
綾鷹の最大の魅力が
伝わっていないということ。
 
綾鷹最大のポイント
『にごりがある』ことを

伝えるだけでは
  
本格的な緑茶だという
魅力が伝わっていない。
 
もっと綾鷹の価値を、
最大限伝える必要がある」
 
そして和佐氏は、
綾鷹の魅力を最大限に伝える
「キャッチコピー」を作りました。
 


|「綾鷹」をヒットさせたキャッチコピーとは?
 

 

”急須で入れた緑茶に
最も近いのはどれ?
選ばれたのは

綾鷹でした”
 
このキャッチコピーを

TVCMなどで見たことが

ある人も多いはず。

 

このキャッチコピーで、
「綾鷹」の魅力が
明確に伝わるようになり、
 
今では
誰もが知っている
大ヒット商品へ変わりました。
   
|この事例から学ぶべきこと

 

この事例から私たち個人起業家が

学ぶべきことは
 
・どんなに良い商品でも伝わらなければ売れない 
 
ということです。
 

素晴らしい商品を作っていても、
それが伝わらなければ
残念ながら売れません。
 
これを読んでいる”繊細起業家さん”も
素晴らしい商品やサービスを
提供していると思います。
 
商品はもちろん大切です。

商品をおろそかにして

テクニックや集客法だけで

成功するほど起業は甘くありません。

 

「綾鷹」も

こだわり抜いたいい商品

という土台があったから

売れたました。

 

でも、、商品だけではなく
 
「どうやったら
 商品の良さを伝えられるのか?」
 
ということを考えてみると
あなたの商品やサービスは
もっと売れるようになるかもしれません。

 

|【おまけ】ウラの教訓も

事例から直接学べる事はたくさんあります。

今回の「綾鷹」の事例もそうです。

 

でも、ここまで読んでくれた人には

ウラの教訓も学んでほしいと思っています。

 

それは

・大企業でもコケる商品はある

・ストーリーの力の大きさ

 

の2つです。

 

日本コカコーラ社なんて、

大企業中の大企業。

 

そんな大企業が

予算と時間をかけて開発した商品を

巨額の広告費を使って売っても

「コケる」ことは全然あります。

 

今回の「綾鷹」は

和佐氏が逆転勝利に導きましたが

そうでない商品もたくさんあるはず。

 

だから、

個人起業家がすぐに売れないのなんて

当然といえば当然です。

 

でも「綾鷹」のようにいい商品であれば

諦めず試行錯誤すればきっと売れる!

 

 

そしてもう一つ

今回の記事はできるだけ

ストーリー形式に

組み立てました。

 

恐らく

すんなり読めた人が

多かったのではないでしょうか。

 

マーケティングや

セールスコピーなどの

少し小難しいテーマでも

物語(ストーリー)を使うと

分かりやすくなって

ちゃんと読んでもらえるように

なります。

 

ということで

今日はここまで。

 

参考になれば嬉しいです。

最後までありがとうございましたm(_ _)m

 

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