総務事業常任委員会の事務調査として、町内の下水を処理している洛南浄化センターを視察しました。

 

当センターは、昭和61年3月に供用開始され、京都市(一部)、宇治市(宇治川左岸)、城陽市、井手町、木津川市(山城町)、八幡市、京田辺市、そして久御山町の6市2町が処理区域となります。




久御山町は、昭和57年から公共下水道の事業に着手し、平成元年11月から供用開始しました。

 

一日の処理場能力は152,700m3で、現在の平均流入下水量は126,000m3となっています。


下水量が年々増加傾向にあることや、今後の処理区域の開発も見込んで現在25,000m3の下水量増強工事が行われていました。

 

運営上の課題として、下水道の処理は微生物が担っているため、飲み残しや食べ残しを下水道に流すことで負荷が高まっており、適正な処理を求められていました。

 

また、財政健全化のためには更なる接続率の向上が求められましたので、町としての取り組みも進めていかなければなりません。

 

みなさまもご協力をよろしく願いいたします。

 

以上で事務調査が終了しました。