京都府町村議会議員研修会が、ルビノ京都堀川で開催されましたので出席しました。


第1部では、読売テレビ放送 報道局 解説委員 高岡 達之先生が、『ニュースの裏側から~キーワードで読むこれからの政治・経済~』をテーマに講演をしていただきました。



先生は、『新国立競技場の建設費が、1300億円の予定が2500億円になったことに対する国民の怒りを敏感に感じた安倍総理は、白紙撤回の判断をされた。厳しい生活をしている主婦は、お金の無駄に対して、今も厳しいものがあることを敏感に感じることが重要だ』と、心に残る話をしていただきました。


私も同じ感覚です。


また、


・住んでおられる人の意見を聞くことが一番重要。


・それぞれの自治体には、物語がある。


・あきらめたら終わり、議員のみなさんは、あきらめられない仕事、逃げたら終わり。


・・・など、政治家として必要な資質について話していただきました。


第2部では、『地方消滅に異論あり~人口減少社会への対応』について、首都大学東京 准教授 山下祐介先生の講演をお聞きしました。


先生は、地方版総合戦略に求められることは、『うちの地域ではこうやってしっかり暮らせるという持続可能性を住民や周りの地域に示していくこと、理念が出せるかどうかだ』


『地方の首長が霞ヶ関に行って頭を下げている関係を変えなければ、東京一極集中や人口減少は止まらない』と、様々な問題提起をいただきました。


ただ、先生の話は、全て納得できるものではありませんでしたが、参考になる視点もありましたので、今後の活動に生かして行きたいと思います。


P.S.


研修会には京都府内の議員が参加されていましたので、今までからつながりのあるみなさまにお会いし、様々な意見交換ができました。


京都は一つ。


これからも、地域課題を共有しながら未来の京都を考えることは、とても素晴らしいことです。