城南衛生管理組合議会の総務常任委員会が開催されましたので出席しました。


開会のあいさつで、竹内専任副管理者より、『焼却灰の安全性が確保されたので、10月20日から大阪湾広域臨海環境整備センターへの搬出が再開された。残りのばいじん処理物についても一刻も早く搬出ができるように原因究明を図りたい』と説明されました。


この点については、事前に連絡を受けていましたが、原因究明が進まないと問題の解決が出来ませんので、徹底的な調査をお願いしたいと思います。


続いて議題に入りました。


まず、1点目は、『仮称 粗大ごみ処理施設等の進捗状況について』です。


この施設は、20億9399万円をかけて、粗大ごみ処理施設と、プラスチック製容器包装資源化施設を建設しているものです。


工事は順調に進んでおり、平成27年1月5日から試運転を始め、4月1日からの稼働を目指しています。


また、粗大ごみ処理施設は、直営で行いますが、プラスチック製容器包装資源化施設は、業務の効率的・効果的執行を図るために民間委託で運営されます。


次の2点目は、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく実行計画『地球元気プランⅢ』についてです。


第Ⅱ期計画(平成21~25年度)では、目標の排出量を35,085tと定めていましたが、37,960tに留まりました。


原因については、廃プラスチック類の焼却による温室効ガス排出量の増加によるものです。


第Ⅲ期計画(平成26~30年度)の目標については、排出係数の変更により、25年度の37,960tを49,189tに読み替えて計算し、30年度の目標を44,939tとされました。


主な取り組みとしては、焼却される廃プラスチック量の削減、啓発事業等による廃棄物処理量の減量化などが挙げられていました。


大きな目標となりますが、地球温暖化対策を積極的に進めていただき、大切な環境を守っていただいたいと思います。


以上で総務常任委員会は閉会となりました。