総務事業常任委員会が開催され、急ピッチで進められています古川改修工事の進捗状況について調査しました。


初めに総合体育館横で、現地を担当されている京都府の堀本さんから説明を受けました。

今回の工事は、流下水量を毎秒120トンから190トンへと高める暫定改修となっています。

石積の角度が最終の仕上がり法面になっており、芝生の部分は暫定の部分です。


工事は、国の平成24年度の大型補正予算で進められており、26年3月末までには仕上げなければなりません。

ブロックを一つ一つ丁寧に積まれていました。

その中に、コンクリートを流し込まれていました。



その後は、『まちの駅クロスピアくみやま』に移動して事務調査を行いました。


今回の大型補正で古川の改修工事が行われている理由は、宇治市や城陽市の床上浸水を解消するためです。


そのため、大局的な見地に立てば必要な治水対策といえますが、久御山町にとりましては、まだまだ治水対策が進んでいません。


政治は実行力が重要になりますので、これからも結果を求めて活動を続けたいと思います。


また、今回の工事の影響で、東一口地区の家などにひび割れなどが発生しており、京都府も調査をされています。


被害者には十分な話し合いをしていただき、最終的には金銭補償になるのかもしれませんが、誠実な対応をしていただくように京都府へお願いしました。


古川の改修につきましては、今後も流下能力を更に毎秒275トンと高める最終の計画があります。


しかし、民家への被害は計り知れないになるのではないかと感じますので、よほどの技術革新がない限り、地元の協力を得られることは難しいでしょう・・・。