京都府町村監査委員協議会の第15回定期総会が開催されましたので出席しました。


⇐右側が梅本監査委員


初めに、『監査事務功労者表彰』が行われ、南山城村の梅本監査委員さんが表彰されました。


おめでとうございます。


次に、諸報告が行われた後に、平成24年度決算、平成26年度事業計画及び予算、決議の採決が行われ全て異議なく承認されました。


続いて、京都大学名誉教授の芦田譲先生が、『ない物を求めるのではなく、ある宝物を探そう~地方分散・持続可能社会実現の必要性~』について講演をしていただきました。


芦田先生は、原子力発電が大量の高レベル放射性廃棄物を出し安全な処理に問題があると指摘しながら、『過去は変えられないが、未来は変えられる。』と、再生可能エネルギーなどへの見直しを訴えられました。


また、持続可能社会を構築する具体的な方策として、①食糧自給率の向上 ②自給自足経済システムの確立 ③工業立国に加えて農業立国・環境立国へ ④少子化を前提にした施策の必要性について説明していただきました。

また、『中国は海洋調査を完了している。もし、尖閣諸島を中国に実効支配されれば、戦争をしなければ取り返せない』と、エネルギー対策の現実の状況について説明をしていただきました。


監査委員の研修にしては、内容が政治的な問題となっていましたが、あえて芦田先生を講師に選ばれた事務局の意図を感じることができました。


特に福島での原発事故の収束が見通せない状況にも拘らず、自民党のエネルギー政策は基本戦略が間違っているのではないかと違和感を感じていました。


こらからも様々な意見をお聞きする中で、私として未来のあり方を、しっかり考えたいと思います。


P.S.


夜は、毎月行っています防犯パトロールを行いました。


昨日は、午前6時40分頃に、林の路上で自転車で通学中の女子高生がバイクに乗った男性に体を触られる事件が発生しています。


みなさんも、十分注意していただき、不審者を見かけたら迷わず110番してください。


皆さんと一緒に犯罪者を許さない街を作っていきましう!