宇治茶の魅力を発信するためのイベントとして、『第67回全国お茶まつり京都大会』が、お茶所の宇治市で開催されましたので行ってきました。
場所は、宇治市役所から商店街、JR宇治駅、京阪宇治駅など広範囲に行われていました。
駅前では宇治茶の世界遺産登録に向けた取り組みを紹介されていました。
宇治橋の中央では『名水汲み上げの儀』を行う準備がされていました。
『ほんまもんの宇治茶を味わおう』のブースには、多くの皆様が抹茶を味わっておられました。
本物は香りがまったく違います。
先日の文化祭で作法を教えていただきましたので良かったです・・・。
京都府宇治茶研究所が、お茶の製法などをパネルで分かりやすく紹介されていました。
私の従兄も莵道でお茶農家を営んでいますので、昔からお茶のことをよく教えてもらってきました。
現在の状況は、抹茶スイーツなどに使う安い抹茶の需要は伸びているようですが、本当の高級抹茶は需要が下がっているようです。
また、観光客が宇治市に来れば茶畑を見れると思っているのに近くで見れないことを残念がられるようです。
そのため、観光客を目的にした茶畑の整備も必要なのかもしれません。
また、ウーロン茶はお酒を飲まれない方がよく飲まれていますが、宇治茶でも今までと違ったPRも必要なのかもしれません。
『脂肪を燃焼する』などの効果が証明されればこの上ないPRになるのですが・・・。
『お茶』は、日本人が永年生活の中で親しんできましたので、これからも安全で香り高い『お茶』の振興に取り組まなければならないと再確認しました。