３日目の１３日は、『防災力ランキング・震災に強い街』として全国１位を獲得しておられます、東京都荒川区で災害対策について視察しました。
荒川区は久御山町より少し小さな面積ですが、住民のみなさんへ災害の状況を一斉に知らせることができる防災無線が、区内全域の１０４箇所に設置されていました。
限られた財源の中で何を優先すべきか・・・。
荒川区は言うまでもなく住民の生命・財産を守るための対策を最優先で取り組まれています。
小型消火ポンプは１７７台が各自治会などに配備されていました。
消火栓に直結して消火活動を行うスタンドパイプは、持ち運びができるようになっていました。
災害時には必需品となる簡易トイレも用途に合わせて様々なタイプが用意されていました。
また、地域が中心となっての発災対応型訓練や避難所の開設・運営訓練、防災リーダーの育成などにも力を入れられていました。
更に、中学生も参加する総合防災訓練を実施され、防災意識の向上を目指した防災教育にも力を入れられていました。
久御山町におきましても、誰もが安心して暮らしていただけるように、防災力の向上を目指して一層の取り組みを進めていきたいと思います。