初日の11日は、愛知県豊橋市で、企業・大学・自治体(豊橋市)が一体となって、最先端の太陽光利用型植物工場IGHプロジェクトを進めている第三セクターの㈱サイエンス・クリエイトを視察しました。


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従来の施設野菜栽培は、光合成環境制御技術の未整備によって植物のもつ生産能力を十分に発揮することができず低収となっていました。


そのため、大学や企業が有する①光合成環境要因の計測・最適制御技術 ②光合成環境制御のための最新センサー技術 ③膨大な栽培データの集積とデータマイニング技術を取り入れることによって生産能力を最大限に引き出す実証実験に取り組まれていました。


その結果、トマトの年間収量は、10アール当たり40トンを達成されており、従来の倍以上となっていました。


目標の50トンも目の前です。


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LEDによる補光も実施されていました。

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循環型空調システムによって温度・湿度が管理されていました。


今回の生産工場は、水耕栽培で取り組まれていましたが、土による栽培でもシステムを導入すれば収量の増加も見込めるのではないかと感じました。


事業費は1億2790万円かかっていますが、経済産業省補助金8067万円、豊橋市補助金2220万円を活用されていました。


久御山町でも、クロスピアくみやまを拠点として、農商工の連携を進めようとしていますが、まだ成果がでていません。


現在の農業は、気候の変化によって収益が大きく変化しています。


今回の先進地視察によって、久御山町の農業はどうあるべきなのかを考えさせられましたので、また農家のみなさんの声を直接聞いて対策を進めたいと思います。