城南衛生管理組合議会における、廃棄物(ごみ・し尿)処理常任員会と、総務常任委員会合同の、連合審査会が行われましたので出席しました。


議題は、先般から問題になっています、『折居清掃工場における基準値を超える排ガス等の事案』についてです。


まず、6月22日に実施された委員会以降に発覚した事案として、塩化水素濃度測定値の錯誤について報告がありました。


内容につきましては、専門的な用語が出てきましたが、簡単に言いますと、測定器が基準値の2倍の数値が表示されるように設定されていたことが発覚したようです。


なぜこのような基本的なことが起こるのかを考えた時に、言うまでもなく、十分なチェック体制を築いていなかったことが原因であり、とても残念に思います。


続いてこれまでに行ってこられた再発防止対策や、破損配管の取り換え工事、管理マニュアルの作成、排ガス経路・処理施設の総点検などについて説明が行われました。


委員からは、『職員間の信頼関係に問題があるのではないか』 『普段の点検が十分に出来ていないのではないか』など厳しい意見が出ていました。


組合としましては、今後も折居清掃工場事故調査等委員会の検証を踏まえるる中で、一層の再発防止対策とコンプライアンス体制の確立を図るとしています。


言うまでもなく、二度と住民の皆様の信頼を損ね、健康に対する不安の募るようなことが無いように徹底的な対策を講じていただかなければなりません。


私も、厳しいチェック体制で臨みたいと思います。