今日は、６８回目の終戦記念日となりました。
久御山町では、真の恒久平和を実現するために、『平和祈念集会』が実施され、正午のサイレンに合わせて戦没者に黙祷を捧げました。
その後、ロビーにおいて久御山中学校１年生の東さんが、広島派遣団を代表して『戦争の悲惨さと、核兵器の恐ろしさを学んだ。平和というものを考えて行きたい』と体験談を立派に話されました。
次に、『平和の語り』として、京都府原爆被害者の会 宇治支部の米澤鐡志氏より、広島に原爆が落とされ時の痛ましい体験談を語っていただきました。
『８月６日原爆が広島に落とされた時は、母と一緒に電車に乗っていた。人々が助けてと言いながら燃えていたが逃げるのに必死だった』
『８月１５日の終戦の後、放射能障害で、涙が止まらず、嘔吐と頭痛が続き髪の毛が抜け今すぐ死にたかった』
『母は、９月１日に死んだが母の母乳を飲んだ１歳の妹も毛が抜けて死んだ。』・・・と、本当に心が苦しくなるような痛ましい体験談を聞かせていただきました。
核兵器という恐ろしい武器は今もなお製造されています。
恒久平和という理想を追求するために、私も政治の立場でしっかり訴えていきたいと思います。
久御山町役場のロビーでは、『広島派遣団の記録展』と、『原爆写真パネル展』が８月３０日まで開催されています。
皆様にも１度ご覧いただければと思います。