久御山町PTA連絡協議会研修会が久御山町役場5階コンベンションホールで開催されましたので出席しました。
初めに各校のPTAが取り組んでいる『あいさつ運動』、『親のための応援塾』、『花一輪運動』などの活動について報告が行われました。
続いての講演会では、文部科学省の長田徹先生から、『今こそ学校・家庭・地域の絆を深めよう』をテーマに講演をしていただきました。
まず、学力向上にについては、長年の調査をもとに、
『低学年の子供に長い時間机に向かわせても良いことは一つもない。ご飯をちゃんと食べる、前の日に明日の用意をするなどのしつけをしておくことが将来の子どもの学力向上につながる』
『具体的なイメージを持てる子どもは成長するため、授業は社会に役立つんだという具体的なビジョンを示すことが重要だ』と教えていただきました。
次に、3.11の時に、仙台市教育委員会の指導主事として東日本大震災に遭遇した実体験を話していただきました。
内容は言葉には表せないくらいう衝撃的で、涙・涙・涙でした。
最後に先生は、『災害時には、学校と地域のつながりが本当に大切だということがわかった。その中心として地域に住み、先生や子どもが分かるPTA活動は本当に大事になる』と教えていただきました。
私は研修会に毎年参加していますが、今年の先生の話は本当に素晴らしかったと思います。
研修会の後、御牧小学校の織田会長にどのようにして講師を決めたのかと尋ねると『東憲彦前京都府PTA協議会会長に紹介していただきました』とお聞きしました。
素晴らしい講師の先生を紹介していただいた東会長にお礼申し上げたいと思います。
また、久御山町PTA連絡協議会の遠藤会長をはじめ、役員の皆さまにも貴重な研修会を企画していただき、ありがとうございました。
遠藤会長が最後に申し上げられたように、先生のお話は心が痛みましたが、久御山町の子どもたちのために、PTAがしっかりとした活動を続けていきたいと思います。