小雪の舞う寒い日となりましたが、恒例の『いきいきサロン』を東一口公会堂で開催しました。
今回は保健師さんにお越しをいただいて、災害時における対応や健康面についてのお話をしていただきました。
まず、地震の対応については、出口を確保する、室内でも怪我を防止するためにくつを寝室にも置いておく、非常用袋を用意するなど基礎的な話をされました。
続いて水害の対応については、避難勧告や避難指示・避難命令などの違いや、迅速な対応の必要性を話されました。
参加者の中には、28年の水害について、『結婚して2年目の時で1歳の長男を抱いて避難した。大屋根まで水が来て全てが流された。1か月も水が引かず、食べ物もなく本当に大変だった』と苦しかった時の切実な話を聞かせていただきました。
水害によって町内の全域が浸水する久御山町の治水対策は、まだ完了していませんので、しっかりと整備を進めたいと思います。
その後は、健康体操で体をほぐしたり、大きな声で歌を唄ってから、みなさんでお茶タイムとしました。
74歳になる保健師さんから、看護師時代に子育てと仕事の両立で苦労したことや、少しずつ子育て支援の充実を久御山町に要望して進めてきたことを聞かせていただきました。
いろいろな人に接すると、本当に勉強になります。
高齢者のみなさん、寒さが厳しくなっていますので、お体には十分注意して来月の2月27日にも元気に参加してください。