京都府登録無形民俗文化財に指定されています、『東一口とんど』に参加してきました。
東一口のとんどは、本当座・御幣(ごへい)座・御箸(おはし)座の3つの宮座が形成され、毎年1月15日に3座合同でおこなわれます。
特徴として、竹の交差する部分に傘をつけ、その上に多くの竹を挿して、さらに御幣と扇子をつけた竹を一本高く立てます。
高さは御牧小学校よりは低く、約7メートル程ですが仕上がりがとても綺麗で、民俗文化財に指定されているだけのことはあります。
日の出とともに、3座がとんどに火をつけられました。
とんどは勢いよく燃え上がり、天高く火の粉が舞いあがりました。
綺麗に燃え広がってから、3座の手によって恵方の、北北西に倒されました。
私は、『災害も無く、平和な一年になりますように』とお祈りいたしました。
とんどの傘の所には地元のみなさんが餅を上げていますので、焼けて落ちてきた餅を食べると病気をしないと言われており、私も一ついただきました。
最後に、3座の音頭で柏手を、2回・2回・3回打って締められました。
東ー口には、『山田家住宅』、『双盤念仏』、『とんど』、などの有形・無形の文化財があります。
これからも多くのみなさまと共に、伝統文化をしっかりと引き継いでいきたいと思います。