自民党京都府連青年局主催の青年セミナーを開催しました。
テーマは、『若いチカラで京都を変える!』です。
開会にあたり、谷垣 禎一自民党総裁から、『自民党が変わったといってもらえるように、熱心に勉強されている若い皆さんの活躍に期待します』と激励のご挨拶がありました。
第一部の基調講演は、株式会社 ハ清 代表取締役 西村孝平氏による、『町屋再生から見る京都のまちづくり』についてのお話を聞きました。
西村氏は、京都における古い町屋の再生事業として、外国人の長期滞在に対応した宿泊所や、シェアハウス、レストランなど幅広い事業を展開されています。
景観や、文化・歴史を守りながら、地域の活性化と、人を引き付ける街づくりが大変参考になりました。
第二部は、パネルディスカッションが開催されました。
・吉川 忠男 (京都商工会青年部直前会長)
・西川 影戀 (日本舞踊西川流師範)
・丸山 雄史 (立命館大学・都ライト代表)
・加籐 駿五 (京都大学・強い日本を創る会幹事)
・寺田 一博 (京都市会議員・青年局長)
・能勢 昌博 (京都府会議員・青年局幹事長)
・二之湯 真士 (京都府会議員・青年部長)
以上をパネリストにして、若い価値観で、何を残して何を変えるのかについて、活発な議論が展開されました。
『京都府と京都市は解体しなければならない』、『京都は修学旅行と大学の街だが、就職の受け皿が出来ていない』、『明治以降の京都の伝統にこだわる必要はない』、『大学で伝統文化論の授業をしているが、もっと着物や文化に触れあえる機会が必要』、『京都は、一地方都市になっており、文化の京都をアピールすべき』、『まつりや伝統を京都市内だけで考えず、京都全体での取り組みが必要』、など多くの意見が出ていました。
価値観が多様化している現在の社会状況から、若い私たちは、出来るだけ違った立場で活躍する、気概を持った方と接することによって、政治的な判断を下す時の指針になると思います。
これからの時代は、私たち若い世代が責任を持って行動していかなければなりません。
今回のセミナーは貴重な経験となりましたので、今後の政治活動に生かしていきたいと思います。