宇治市歴史資料館で、巨椋池が干拓されるまでの歴史を伝える特別展が開催されていましたので、島議員と一緒に見学してきました。
巨椋池は、昭和8年から昭和16年にかけて干拓事業が行われましたが、干拓が始まるまでには、財政問題、漁業権補償問題などをクリアするために、住民の皆さんが一体となって干拓促進運動を展開された歴史が克明に記されていました。
また、当時の地図には、山城盆地の最低部に位置する巨椋池と、佐山村、御牧村の位置が示されており、改めて水と戦いながら久御山町が出来上がるまでの苦難の歴史を考えされられました。
上の写真の中に、今はお亡くなりになられた、東一口の片岡さんが写っていました。
片岡さんは、プロ野球選手として活躍し、現在は阪神タイガースのコーチをされている、片岡篤史さんのおじいさんになります。
当時の写真に写っている住民のみなさんの目には光があり、気概があふれているのを感じました。
今の久御山町の形を作っていただいた諸先輩の皆様に改めて感謝の気持ちを持ちました。
特別展は、11月20日(日)まで開催されていますので、みなさまにも、是非一度見ていただきたいと思います。