【読書会】陽転わくわく読書会第34回を開催しました | THE ONE NIGHT STAND~NEVER END TOUR~

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「40歳からの〇〇学 ~いつまでアラフォーと言えるのか?な日々~」から改題。
書評ブログを装いながら、日々のよしなごとを、一話完結で積み重ねていくことを目指しています。

1月18日土曜日の夕方、34回目の「陽転わくわく読書会」を開催しました。

この読書会、和田裕美さんの本を読んで陽転思考を実践していこう、という趣旨で2011年の2月にスタートしました。現在では、札幌・旭川・群馬・大阪・瀬戸内海・福岡などで開催されています。近々、帯広でも始まるらしいし、休止中の仙台も再開を予定しています。

今回の課題本は新刊、
超 前向き人間になれる言葉: こうして私は世界No.2セールスウーマンになった! (知的生きかた文庫)



でしたが、この本、僕にとってのバイブルとも言える本であり、この読書会の第1回の課題本でもあった
こうして私は世界No.2セールスウーマンになった



の文庫化です。

単純の文庫にしたのか思っていたのですが、読み進めていくうちにかなり編集を加えているのがわかりました。それをどう思うかはかなり好みの問題だと感じたのですが、少なくとも「営業」以外の人が手にしやすくなったとは思います。

さて、読書会。
今回は会場も第1回のときと同じ部屋で(偶然ですが)感慨深い中で進めさせてもらいました。4名で開催といつもより少ない人数でしたがその分、バラエティに富んだ話ができたと思います(あえて「深い話」とは言いませんが(笑))

いろいろな話が出ましたが、図らずも、みなさんが一箇所共通した部分に言及しました。

「違う。二兎を追う者は、三兎を得るんだ!」(p74)

思い切って2つのことにチャレンジしていくと、両方とも要領がよくなってさらにもう一つ手に入るようになる、ということです。このことは、体験的に実感しています。生活に軸がひとつしかないと少なくとも僕の場合は挫折しやすい。「二軸」を立てて両方やることで片方で行き詰っても、もう一つのことで突破口が見えたりします。もちろん、短期的には一点集中せざるを得ない場面もありますが、あくまで短期。普段はいつもいくつかのことを並行していやっています。

ただ時間は有限です。何かをしようとしたときの最大の制約条件は時間です。他の条件は代替案を考えることができますが、時間だけはあらゆる人に平等に1日24時間しかありません。買うことも借りることもできないわけです。

そのために「いらないものをはずす」ことが必要になります。以前、この原本を読んだころちょうど勝間和代さんの本も読んでいて「やらないことを決める」ということの大切さを感じました。

当時僕がやらないと決めたことは「テレビは(ほとんど)見ない」「新聞も(ほとんど)読まない」「自宅で一人飲みはしない」といったあたりで、そうやってここ5年近く暮らしてきました。

それでそれなりの成果を出せてきたとは思うのですが、ちょっと惰性になってきているのも感じていました。それに、他にもはずせる時間があるのではないか、という想いもわいてきました。

和田さんは「ネガティブな人と時間をはずす」「悩む時間をはずす」ということをされたと書かれています。あらためて「そうなんだなあ」と思いました。

惰性に流されている付き合はないか。どうでもいいことに悩んで立ち止まっていないか。ちょっと振り返ってみようと思います。

もちろん、人付き合いは大事です。チャンスは人に乗ってやってくる。こちらから好んで人との縁を切ることはしないつもりです。ただ、無理に近づこうとしていないか、ちょっと考える必要もあるように思いました。他人との距離は「動的平衡」常に同じ距離感でいる必要はないわけで、お互いの必要に応じて近づいたり遠のいたりしていいのだと思います。

また、悩むということについては、出来ると思っているから悩むのだと僕は思っているのですが(できっこないと思うことには悩まない。いまさらプロ野球選手になれないことを悩まない)だとしたら、「どうやったらできるか」という方法に悩みを向けていきたい。自分がコントロールできないことに悩んでも仕方がないと思いました。そしておそらく、「どうやったらできるか」と前向きに考えることを世間では「悩む」とは言わないんだと思います。

この本、本当に素敵で前向きになれる言葉が並んでします。今の僕を作ってくれた言葉があふれています。

あなたの成功を楽しみにしている人がいるから頑張りなさい。
成功者は走り出してから考える
失敗したらいい経験をしたなでいい
石橋を叩きすぎて、割れてしまったら渡れない
「やってみます」から「できます」へ
チャンスの神様は前髪しかない


未読の方はぜひ手に取ってほしい本です。

PS
今回は懇親会も含めて「言うかどうか迷ったのですが・・・」的な話も聞かせていただきました(僕もした?)そういう話を聞いてあらためてさまざまなこと深く考えるきっかけをもらえたとも思います。今後ともそういう会でありたいと思います。(別に自己開示の会ではありませんけどね)