【雑記】中小企業診断士1次試験を終えて | THE ONE NIGHT STAND~NEVER END TOUR~

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「40歳からの〇〇学 ~いつまでアラフォーと言えるのか?な日々~」から改題。
書評ブログを装いながら、日々のよしなごとを、一話完結で積み重ねていくことを目指しています。

診断士1次試験は無事終わりました。
自己採点でいけばたぶん、通っていると思います。
これでダメだったらどんなマークミスをしたんだ、という話になるのですが(汗)
正式な発表は9月に入ってからなので、それ以降にきちんとここでご報告させていただきます。とにかく今は、2次に向けての準備と、ここ3カ月手をつけられなかったことを今月(8月)に少しやっておく、というスタンスでいこうと思っています。

このブログは、なぜか「書評ブログ」に分類されるらしいのか(汗)通ったことを前提に、勉強に役立った本をいくつかあげてみたいと思います。


勉強が続く人の45の習慣 [ 木山泰嗣 ]

勉強に向けてのテンションが上がらないときには、よくこの本を見返していました。
非常にやさし語り口でありながら
「勉強って甘くはないんだぜ」
ということを痛感させてくれる本です。
具体的な勉強法は、弁護士である木山さんの司法試験受験時代の体験がベースになっているせいか、完全に真似することはできませんでしたが、ひとつだけ実行したのは
「バッティング練習のように毎日問題を解く。同じ問題でも何度でも解く」
まあ、毎日は出来ていないのですが(苦笑)
「同じ問題でも何度でも解く」はかなり意識してやりました。
手を広げず、過去問とTACの答練だけを、科目によって違いますがたぶん、5~7回は繰り返したと思います。

7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法 [ 原尚美 ]
この本を読んだのは2月だったと思いますが、
もし、去年の10月以前に読んだいたならまるごとこの方法を真似したのではないかと思うほど、影響を受けた本です。2月の時点ではすでに自分なりのやり方も固まってきていた時期だったので、一部を取り入れただけでしたが。
いちばん影響を受けたのは、木山さんの本とも関係しますが
「とにかくアウトプットを重視すること」
テキストを読みこみ時間を減らして、
問題(過去問)にあたる時間を大幅に増やしました。
また、この本の第4章には、試験本番中の考え方が書かれていて、
直前期には何度か見なおしていました。

本番力 本番に強い人が必ずやっている26の習慣  / 和田裕美/著
¥1,365

師匠である和田さんの本です。むろん、勉強法の本ではないのですが(笑)
とにかく、試験本番にどういう心構えで向かうか、そのために、読み返していました。いくつかあげると
「まずは決意すること」
受かったらいいなあ、ではなく、受かると決める、でラスト3ヶ月をスタートさせました。
「自然体でやらない」
本番を自然体で迎えていい結果が出たことは僕はないので、というか、自然体で迎えるということは結果を求めていないときに起きることなので、僕の場合(苦笑)受かりたいと強く願えば自然体なんかでできっこない、と思っていましたから、この一言は本当の心強かったです。あとは
「本番までにやれることはやっておく」
「練習と準備で自信を得る」
「完璧主義を捨てる」
といったことを頭に入れて直前期を過ごしまいた。

今までで一番やさしいミクロ経済学 [ 木暮太一 ]
¥2,604

基本的には、TACのテキストと過去問(と一部の科目はTACのスピード問題集)だけにしぼって勉強してきたのですが、経済学、とくに、ミクロ経済の分野は例外です。とにかく、苦手意識が強かったの、補助的にこの本を使いました。
実は全部は読んでいないのですが(苦笑)
「最低限、こことここの分野が出たら絶対に取る」
と決めた分野に関してだけ、集中的に読みました。
石川秀樹さんの本を使っている人の方がまわりでは多かったですが、
僕には木暮さんの方がしっくりきました。


東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ ちくま文庫 / 遥洋子 【文庫】

最後に、この本。
上野千鶴子がどうしたとか、ジェンダーがどうしたとかいうことには関係なく
「社会人が『働きながら』勉強する」
ということの、厳しさと楽しさを体感させてくれる本だと思います。
昔、読んだ本でしたが、そういう視点で、ときどき、パラパラと目を通していました。

この他にも、影響を受けた本はあるのですが、一応、これくらいにして。
最後に、書籍ではありませんが、ノートにメモしておいて繰り返した見ていた言葉があります。
「チャレンジできる贅沢を満喫しよう!」
田島弓子さんから聴いた言葉なんですが、
4年前の自分を振り返れば、勉強ができたのできないの、なんてことで悩めるのはとても贅沢なことだ、と思っていたので。
この言葉があったから、最後まで、ギリギリのところではエンジョイする気持ちを持ち続けられたんだと思います。