松島前大臣のうちわ問題 なぜうちわなのか | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

松島前大臣のうちわ問題 なぜうちわなのか

松島大臣が辞任しました。

メディアではいろいろ解説されています。よく目にするのが「うちわをもらったからと言って選挙で入れるわけがない。」というもの。

そりゃそうだ、現金や高級な食事ならともかくうちわなんてタダで配っているものをもらったからといって、「うちわをくれてありがとうございます。お礼に選挙ではあなたに入れますね。」
とは、なりません。(笑)あたりまえですが。

では、なぜうちわなのか?

これは、普段から政策チラシを配っている人間からするとすごく理解できます。紙とうちわの違いが。

少しでもながく持っていてほしいのです。

私は毎週火曜日の朝飯山満駅に立って市政報告を配布したりマイクで演説をしたりします。
そして市政報告を配布した後は改札の中に入れてもらいトイレに行き、またゴミ箱を見て回ります。
どの位捨てられているのかを確認するためです。。捨てる枚数が多いと感じた時は内容を見直し、興味を引けなかった理由を考えます。

つまり、内容が同じでもただの紙ならすぐに捨てられてもうちわなら少し持っていてくれるのではないか、という事を期待しているのだと思います。
特に暑い季節なら、駅でうちわをもらえばしばらくは使うでしょう。

ワイドショーではいろいろ言われていますが、普段から市民に政策チラシを配布している者からすると、間違いなくチラシを持っていてもらうために利益を提供する意図があった=公選法違反です。

なら、穴あきの丸い厚紙はいいのかと問われれば私は同じと思いますが選管や警察の判断は違うのでしょう。

いろいろ問題や難しさのある公選法ですが、極力お金をかけないようにという趣旨で作られている部分は素晴らしいと思います。

私の選挙はまだ先ですが、書いてある内容で評価していただけるようがんばります。

中原しんすけ