船橋市でCIO(情報最高責任者)を | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

船橋市でCIO(情報最高責任者)を

さて、少し時間が経ってしまいましたが、3月定例会での私の質問ですがCIO(情報最高責任者)の採用に関して。

H24年度に船橋市は2度情報漏えい問題を起こしています。1件は警察が介入する大問題でした。

もちろん、情報漏洩は情シス(情報システム)だけの問題ではなく教育や罰則等を中心とし、総合的に対応する必要があるものだということは当たり前ですが、それでも情シスがしっかりしたものであることも重要です。

それに関して、昨年12月定例会で、情報システムの問題を取り上げました。

情シス部門の上長はその問題点を把握できているのか疑問だったことが一番大きな理由です。専門知識が無いために、情シスの問題を把握できていないのではないか?という点を中心に質問をしました。

そもそも、この問題は1昨年度の予算特別委員会で現議長が取り上げ様々な問題点を指摘しました。その後、議長に情シスの状況やあるべき姿等を教えていただきながら質問をしてきましたが、いまいち噛み合わないのです。

まず、現状の問題点が公開されません。だから当然外部コンサルの指摘も公開されません。当然、それが改善されたのかどうかも公開されません。

結果、今後問題を起こすリスクがあるのか無いのか全くわかりません。

であるならば、予算の賛否を表明しようがありません。

最終的にはそれが理由で反対せざるを得なくなります。

情シスだけが理由で当初予算に反対することはしたくないと思っていたので、
質問の中でいくつかの要望をしました。

その一つが、CIOを外部から採用する事。

もう一つが、そのCIOを決済ラインに入れる事。人事や購入に関する決裁権をもったCIOを船橋で採用し、情報システム部の管理を任せるべきと主張しました。

結果は半々。

CIOを公募することが決定したことは良かったのですが、ラインには入れずにアドバイザー的な役割にするそうです。

う~ん、それは効果があるのかな?と考えましたが、それでも情報システムのプロを監視役で入れる事は大きなそして大切な一歩だと思います。

今後は、CIOの業務内容をしっかり見ながらその是非を判断したいと思います。

中原しんすけ