原発に関しての私の見解 | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

原発に関しての私の見解

私は、基本的に脱原発派であり再稼働する必要はないと考えています。

再稼働はせずに徐々に廃炉すべきと考えています。

原発推進派が良く言いますが、それで日本の経済活動が停滞するのか?

しません。この3年間原発無しですが、政府も日銀も景気は回復してきていると言っています。消費税について判断するときは景気が上向きで原発について判断するときは景気は下向きなのでしょうか?違います。

電気代が上がっているのは、単に円安だから。しかし、企業の活動コストの数%に過ぎない電気代が数%値上がったところでどれほどの影響があるでしょうか?(もちろんコストは低いに越したことはありません。)

それよりも、原発村経由で垂れ流されている税金を減らした方が企業も家庭もはるかに良い影響が出るのではないでしょうか。

一般会計の議決を得ない交付金が沢山あります。

原発のある地域への産業振興、インフラ整備、防災対策、理解を得るために様々な形で税金が投入されています。そして、それらは非常に見えにくく処理されています。

加えて、最終処分場はもちろん中間処分場も決まっていないのです。それらを探し、作るためにも多額の税金が垂れ流されるでしょう。

もしそれら全てを電気代に上乗せしたら、火力の燃料代はもちろん太陽光や風力といった、まだコストの高い電力以上の価格になることは火をみるよりも明らかです。

だから、原発を無くし年間数千円程度の電気代が上がったとしても税金の無駄使いを無くす方が我々にとってはよっぽど幸せなんです。

そして、福島で相も変わらず毒物を垂れ流し続ける東電にも税金を垂れ流さなければなりません。東電はやく破たん処理をして資産を全て売ってしまうべきでしょう。もちろん、福島の処理をする人員を残して。

合わせて送電線の管理は任せてもいいかもしれません。鉄道のように送電線の値段を東電が自由に決められないようにして、民間が安価に使えるようになればとてつもないイノベーションがおこると思います。もちろん、そこの職員が生活できるくらいの給料は払いながらも、甘い汁を吸えないようにお金の流れはしっかり管理しなければいけません。

しかしそれ以上に、人間には原発を扱うのは無理だと思います。

一旦暴走してしまえばもう取り返しがつかないことになる。現に、福島だって政府によって情報が隠蔽されているから我々はまだ生活を続けているけれど、実際には福島は全くコントロールされていないと思います。

つまり、原発が核のゴミを生むのではなく、原発がゴミなんです。

中原しんすけ